COCOLABO / 応援したい人・場所
茨城県には今、約1万人の不登校の子どもたちがいます。子どもも保護者も、自分を責め、孤独と不安に押しつぶされそうな日々を過ごしている――。そんな現実に対して、「一人や一家庭だけでは難しいから、つながりの力で社会の構造そのものを変えよう」と動いている方々がいます。不登校・多様な学びネットワーク茨城。立場・専門領域・地域を超えて、茨城の支援者たちが手を取り合うネットワークです。代表世話人の石田佳織さんを中心に、READYFORでクラウドファンディング「不登校の子どもと親をまるごと支えたい」に挑戦中。CoCoNとして、この温かく確かな挑戦をご紹介します。
🌟 クラウドファンディング概要 🌟
「何重にも支えられている」という安心を、茨城から全国へ。
目次
不登校・多様な学びネットワーク茨城とは
2020年12月にスタートした、茨城県内の支援者ネットワーク。立場や意見の違いがあっても、対立や分裂を選ばず、対話を重ねていく。行政・市町村・民間団体・個人が、フラットに手をつないで、子どもたちの「学びの場」を一緒に育てていく――。そんな姿勢を根幹にした活動を続けています。
ネットワークの根幹
「学校に行けないこと・行かないことで、明日が閉ざされることのない茨城」を紡ぐ。 “面“の支援(県内各地が横でつながる)・”知“の集積(学校・民間・行政が対話する文化)・”数“の力(みんなの声として教育委員会や議員へ届ける)――この3つを軸に、活動を広げています。
茨城の現実――「不登校って、苦しい……。」
茨城県内の不登校児童生徒は、約1万人。子どもも保護者も、自分を責め、孤独と不安の中で立ちすくむ家庭が、今この瞬間にもたくさんあります。
「不登校って、こんなに苦しいんだ」――代表世話人の石田さんも、10年前に我が子の不登校を経験したとき、同じ言葉を心の中で何度も繰り返したそうです。当時、ようやく見つけた居場所は「車で片道1時間の病院」だけ。「親の育て方の問題」という世間の視線に晒され、孤独の中で途方に暮れる日々。
けれど、茨城への引っ越しを機に「不登校親の会」「フリースクール」に出会い、真っ暗闇に光が差し込むような体験をしたといいます。同じ思いをする仲間と本音で話す中で、やっと心を休めることができた。経験者の先輩から歩むべき道を教えてもらって、未来に希望を抱けるようになった。
――その体験が、ネットワーク設立のすべての原点です。
主な活動:「つながる”縁”日」と「情報の可視化」
ネットワークの活動は、大きく2つの柱で構成されています。
① 「つながる”縁”日」の継続的な開催
“奇跡のイベント”と称される、ネットワークの看板企画。専門性をもつ民間団体の相談ブース/子どもから大人まで楽しめる体験ブース/市町村教育委員会・教育支援センターの相談ブース/子どもたちが企画運営するブース/県教育委員会による講演/不登校・多様な学びに関わる講演会を、一日のなかにまるごと詰め込む。 支援者と保護者・子どもが顔の見える関係をつくる、出会いの場です。
② 情報の可視化(命綱の整備)
必要なときに、必要な支援へつながるための応援サイト運営とチラシ配布。2026年7月1日から2027年3月31日まで、保護者・子ども・支援者の役に立つ情報を更新し続けます。 🔗 いばらき不登校・多様な学び育ち応援サイト
📅 2026年「つながる”縁”日」開催予定
県内3か所での実施を予定しています。 2026年8月30日(土) / 9月23日(水・祝) / 10月10日(土)
「学校のことで、子どもがこんなにも苦しむのはおかしい」
石田さんがこのネットワークを立ち上げた根っこには、強い憤りがあります。
「『学校のことで、子どもがこんなにも苦しむのはおかしい!』 『多様な個性を持つ子どもたちが、ありのままで生きていける社会にしたい!』 ――この憤りこそが、私の原点です」
県内のフリースクールへ片っ端から電話をかけ始めた石田さん。そこで出会ったのは、子どもや保護者のことを心から想う、素敵な支援者の方々でした。立場が違えば、意見や動き方の違いは生まれる。けれど、対話を重ねる中で気づいたのは――「子どものために」という根っこの思いは、全員同じだということ。
学校だけでも、フリースクールだけでも足りない。民間・学校・行政が手を取り合って、すべての子どもたちが「多様な学びの場」を自由に選択できる社会へ。それが、ネットワークが目指す未来です。
現場を支える世話人の声
ネットワークを支える世話人の方々のお話を、抜粋でご紹介します。
佐藤 雅代(さとう まさよ)さん
茨城県那珂市 Smile Cafe 代表
娘の不登校が活動の原点。シェアハウスでの保護猫活動やマルシェといった「社会との繋がり」が、孤独に沈んでいた娘を救ったといいます。 「このネットワークの最大の強みは、他に類を見ない『多様な専門性』の集まり。困った時に相談を投げかけると、立場やバックグラウンドを超えて、自分一人では思いもよらないアイデアや解決策が次々と生まれます」
浅井 和幸(あさい かずゆき)さん
精神保健福祉士/茨城県居住者支援法人協議会 会長
24年間、心理相談の現場に立ち続けてきた専門家。茨城県居住支援法人協議会(IKK)の会長や、不登校・ひきこもり支援を行うNPOの理事長も務めています。 「このネットワークの素晴らしい点は、『自分の正しさ』を相手にぶつけるのではなく、『どう課題を解決するか』に全員がエネルギーを向けていること。誰かを悪者にせず、対話を重んじる文化があるからこそ、参加者が自発的にワーキンググループを作るなど、小さな希望が次々と形になり始めています」
資金の使い道
皆さまからいただいたご支援は、「支援のインフラ維持」に大切に活用されます。
🌱 ネクストゴール
・子ども・保護者の交流イベント「みんなで茨城の美味しいを食べよう!」開催費用 ・応援サイト案内カードの小中高校教職員への印刷・配布
支援者に届くリターン(一部抜粋)
リターンは、“応援の気持ちを形にする”シンプルな構成になっています。一部をご紹介します。
🌷 あしながおじさんコース(1,000円〜500,000円)
「リターンは不要、支援を運営資金に充ててほしい」という方向けの純粋応援プラン。心からの感謝とともに活動報告をお届け。
🎬 お礼動画(1,000円/3,000円/5,000円)
つながる縁日3会場が終わった後、会場の様子などをまとめたお礼動画をお届け。
🎨 子ども企画ブース手作りグッズ引換券(10,000円)
子どもたちが企画・運営するブースで販売する手作りグッズ(キーホルダー、ハガキ等)と引き換え可能。
💬 オンラインお話会(5,000円・10,000円・100,000円)
フリースクール代表や世話人とのオンライン相談会・お話会。お子さんのことでお困りの方、不登校支援を始めたい方、ネットワーク立ち上げを考えている方など、用途別にプランが分かれています。
🏢 企業協賛・名前掲載プラン(10,000円〜500,000円)
つながる縁日3会場の協賛企業・個人として、お名前・ロゴをサイズ別(A6〜A3)で掲載。ネットワーク公式HPにも1年間掲載。
CoConから、ひとこと
CoConが「不登校の家庭をひとりにしない」を合言葉に活動を続けるなかで、いつも痛感するのが――一つの団体、一つの家庭、一人の支援者の力では、どうしても届かない瞬間があるということです。だからこそ、立場や専門領域を超えて手を取り合うネットワークが、本気で機能している事例の存在は、本当に大きな希望です。 不登校・多様な学びネットワーク茨城は、その希望をすでに茨城で実装している、貴重な実例。「ひとりじゃない」と思える瞬間を、何重にも積み上げていく――そのインフラを支えるのは、私たち一人ひとりの小さな応援です。CoConとしても、心から応援しています。ぜひ、皆さまの応援の輪に加わってください。
不登校・多様な学びネットワーク 茨城
代表世話人:石田 佳織さん/2020年12月発足。茨城県内の不登校・多様な学びに関わる支援者ネットワーク。
公式サイト:https://atm.ibaraki-futoukou.net/
いばらき不登校・多様な学び育ち応援サイト:https://ibaraki-futoukou.net/
つながる縁日 公式:https://tsunagaru-ennichi.jimdofree.com/
つながる縁日 Instagram:@tsunagaru_ennnichi
つながる縁日 Facebook:facebook.com/tsunagaruennichi