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不登校のお子さんを持つ保護者の皆様、日々のサポート、本当にお疲れ様です。お子さんが学校に行かない日々の中で、「この子の良さをもっと引き出してあげたい」「何か夢中になれることを見つけてほしい」と願う一方で、なかなかきっかけが見つからず、不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
今回ご紹介するのは、通信制サポート校の高校生が発案し、不登校の子どもたちも安心して参加できるオンライン絵本づくり講座のニュースです。この企画は、お子さんの「好き」を形にし、自己表現の喜びと自信を育む、温かい学びの場を示唆しています。CoConは、このニュースから見えてくる、不登校の子どもたちの可能性と、保護者の方々へのヒントを丁寧に解説していきます。
【ニュース概要】高校生発案の「パタパタ絵本づくり講座」オンライン開催
株式会社NIJINが運営する通信制サポート校「NIJIN高等学院」では、2026年8月6日(木)に、小学生から高校生を対象とした「パタパタ絵本づくり講座」をオンラインで開催します。この講座は、NIJIN高等学院に在籍する高校3年生の発案から生まれたものです。
イラストレーター・絵本作家の山田花菜さんを講師に迎え、参加する子どもたちは、自分で考えたキャラクターや好きなもの、日常の出来事などを題材に、自分だけのオリジナル絵本を制作します。オンライン形式のため、自宅など安心できる場所から参加できるのが大きな特徴です。
💡 ワンポイント
本講座はNIJIN高等学院およびNIJINアカデミーの在籍生を対象とした学内講座であり、一般参加の募集はありません。しかし、この企画が持つ意義や、不登校支援におけるオンライン学習の可能性は、多くの保護者の方々にとって参考になるでしょう。
「好き」を形に。子どもたちの「表現したい」を育む背景
この絵本づくり講座が、一人の高校3年生の発案から始まったという点に、CoConは注目します。NIJIN高等学院には、日頃からイラストや漫画を描いたり、オリジナルキャラクターを考えたりしている子どもたちが多くいるそうです。彼らの作品には、大人には思いつかないような発想や、その子にしか表現できない独特の世界観が詰まっています。
しかし、描いた絵やキャラクターが誰かに見てもらう機会のないまま終わってしまうことも少なくありません。この高校生は、「子どもたちが描いてきた絵や、頭の中に広がる世界を、一冊の作品として形にする機会をつくりたい」という思いから、この企画を立ち上げました。
目指すのは、ただ「上手な絵」や「完成度の高い物語」をつくることだけではありません。「自分の好きなものを形にする」「自分で考えた世界を誰かに見てもらう」「一冊の作品を最後まで完成させる」。こうした経験を通して、子どもたちが自分の表現に自信を持つきっかけをつくることを大切にしています。
お子さんが不登校になったのは、決してあなたが悪いわけではありません。多くの子どもたちが、学校という画一的な環境の中で、自分の「好き」や「得意」を表現する場を見つけられずにいます。このような、子どもたちの内なる声に耳を傾け、それを形にする機会を提供しようとする動きは、私たちCoConが大切にしたい視点です。
不登校の子どもにとっての「オンライン」の価値
本講座がオンラインで開催されることには、不登校を経験する子どもたちにとって大きな意味があります。
安心できる場所から参加できる
不登校の子どもの中には、初めての場所へ出かけることや、大勢の人が集まる場への参加に不安を感じる子も少なくありません。オンラインであれば、自宅など、子ども自身が最も安心できる環境から、リラックスして講座に参加できます。これは、心理的な負担を軽減し、創作活動に集中するための重要な要素です。
全国どこからでも専門家とつながる機会
場所にとらわれないオンラインの特性は、地理的な制約をなくし、全国各地で学ぶ子どもたちとプロの絵本作家がつながる機会を生み出します。普段なかなか出会うことのない専門家から直接指導を受けられることは、子どもたちの創造性を刺激し、新たな世界への扉を開くきっかけとなるでしょう。
「パタパタ絵本」が引き出す創造性とその意味
今回制作するのは、紙を折り、つなげながら仕上げる「パタパタ絵本」です。紙を開くたびに絵や物語が次々と現れるユニークな形式で、テーマは自由。物語を考えることが得意でなくても、好きな動物を集めた図鑑や、食べ物の紹介、思い出を描いた作品など、様々な形で表現できます。
この「自由な表現」の場があることは、子どもたちの個性と創造性を最大限に引き出す上で非常に重要です。正解を求められるのではなく、「自分に合った方法で、自分だけの一冊を完成させる」という経験は、自己肯定感を育む貴重な機会となるでしょう。
保護者の方が今日からできる3つのアプローチ
このニュースから、お子さんの自己肯定感を育み、表現の機会を支援するために、保護者の方が今日からできることを3つのステップで考えてみましょう。
1 子どもの「好き」を肯定的に受け止める
お子さんが何かに夢中になっているとき、その内容が「役に立つのか」「将来につながるのか」とつい考えてしまうかもしれません。しかし、まずはその純粋な「好き」という気持ちを認め、肯定的に受け止めることが大切です。「絵を描くのが好きだね」「そのキャラクター、面白いね」といった声かけで、お子さんの自己肯定感を育みましょう。
2 安心できる場でのオンライン活動を探してみる
不登校のお子さんにとって、外出を伴う活動はハードルが高い場合があります。オンラインで参加できる習い事やワークショップ、フリースクールが提供するプログラムなどを探してみてはいかがでしょうか。自宅という安心できる環境から、興味のある分野に触れる機会を提供することは、新たな一歩につながる可能性があります。
3 小さな完成を一緒に喜び、認める
絵本づくりに限らず、お子さんが何かを最後までやり遂げたとき、その結果がどんなものであれ、一緒に喜び、認めることが大切です。「最後まで頑張ったね」「よくできたね」といった言葉は、お子さんにとって大きな自信となります。完成度よりも、プロセスや達成感を褒めることに重点を置きましょう。
CoConが考える「社会とつながる学び」の可能性
NIJIN高等学院では、生徒が自分の興味や違和感を出発点に企画を立ち上げ、多様な人とつながりながら形にしていく学びを大切にしています。今回の絵本講座も、高校生の「子どもたちが描いている絵やキャラクターを、一冊の作品として形にする機会をつくりたい」という思いから始まりました。
これはまさに、CoConが考える「社会とつながる学び」の一つの形です。不登校の子どもたちが、学校という枠にとらわれず、自分の「好き」を追求し、それを社会に向けて発信していく経験は、将来の自立に向けた大きな力となります。高校生の思いが、絵本作家や小中学生との出会いにつながり、一つの講座として実現していく過程そのものが、貴重な学びの機会となっているのです。
不登校は、決して孤立した問題ではありません。社会全体で子どもたちの多様な学びを支え、それぞれの個性を尊重する環境を整えることが求められています。CoConは、不登校の家庭をひとりにしないという姿勢で、隣で一緒に考え、情報提供を続けていきます。
よくある質問(FAQ)
Q.この絵本づくり講座は一般の不登校の子どもも参加できますか?
Q.不登校の子どもにとって、オンラインでの活動はどのようなメリットがありますか?
Q.絵が苦手な子どもでも絵本は作れますか?
Q.子どもの「好き」を応援するために、保護者として具体的にどう接すれば良いですか?
参考・出典元
本記事は以下の公的機関等の情報を参考に作成しています。制度の詳細・最新情報は必ず一次ソースでご確認ください。
