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不登校の子どもを持つ保護者の皆様、日々の不安や葛藤の中で、お子さんの未来に希望を見出すことは容易ではないかもしれません。しかし、社会では子どもたちの「声」に耳を傾け、その経験を力に変えようとする動きが生まれています。今回は、不登校を経験した10代の「生の声」が、社会へ届けられる貴重な機会となるニュースをご紹介します。この文集制作プロジェクトは、不登校という経験が「なかったこと」にされるのではなく、多様な学びや個性の価値を社会に伝える大切な一歩となるでしょう。
不登校経験の10代が「個性を、言葉にして。」文集制作プロジェクト
株式会社NIJINが運営する通信制高校サポート校「NIJIN高等学院」の在校生、HARUKAさんとさとさんが発起人となり、全国の10代の声をまとめた文集『個性を、言葉にして。』(仮題)の制作が発表されました。
このプロジェクトでは、2026年9月10日(木)から、学校が合わないと感じた経験や、偏差値では測れない自分らしい学びを綴った作文・エッセイを全国の10代から募集します。完成した文集は、同年11月21日(土)・22日(日)に開催される「NIJIN教育万博2026」で発表・配布される予定です。
お子さんの気持ちや経験を「言葉にする」ことは、自己理解を深め、自身の歩みを肯定する大切なステップです。この文集は、同じように悩む子どもたち、そして保護者の皆様にとって、大きな勇気と希望となるかもしれません。
過去最多の不登校児童生徒数、その背景にある「声なき声」
文部科学省が公表した令和6年度の調査によると、全国の小・中学校における不登校児童生徒数は約35万4千人と過去最多を記録しました。高等学校の不登校生徒数も約6万8千人に上ります。
これらの数字は、子どもたちが抱える困難や、既存の教育システムでは対応しきれない多様なニーズがあることを示しています。しかし、数字の背後には、一人ひとりの子どもたちの複雑な感情、葛藤、そして学校の外で見つけた新たな学びや出会いがあります。この文集は、そうした「声なき声」を社会に届ける貴重な試みです。
💡 ワンポイント
不登校は、決して個人的な問題ではありません。社会全体で考え、多様な学びの選択肢を広げていくべき課題です。お子さんを責める必要は全くありません。
「学校が合わない」経験を強みに。当事者の思いが社会を変えるきっかけに
発起人であるHARUKAさんとさとさんは、自身も不登校や学校に合わない経験をしてきました。その中で、悩みや葛藤を「なかったこと」にするのではなく、自分の言葉で綴り、発信することを選んだといいます。
「自分と同じように学校が合わないと感じている誰かに、この文章が届いてほしい」
このような強い思いから、全国の同世代の経験を集め、一冊の文集として社会へ届けるプロジェクトが立ち上がりました。これはNIJIN高等学院の「マイプロジェクト」の一環として、企画から寄稿者の募集、選考、編集、発信までを10代が中心となって進めるそうです。
不登校を経験した子どもたちが、自らの体験を通して社会にメッセージを発信する。このような主体的な活動は、フリースクールや通信制高校サポート校など、多様な学びの場が持つ可能性を象徴しています。学校という枠に囚われず、子どもが自分の興味や関心に基づいて学びを深め、社会と繋がる機会を創出できるのです。
保護者の方へ:お子さんの「自分らしさ」を見つけるヒント
今回の文集のテーマは「脱学歴・脱偏差値、個性が社会の力になる」。これは、お子さんの「自分らしさ」や「得意なこと」が、学校の成績だけでは測れないかけがえのない価値を持つことを示唆しています。
お子さんが学校に行けない時間の中で、何に興味を持ち、何に夢中になっているでしょうか。学校の外で出会った人や学び、好きなことや得意なことが、お子さんを支え、成長させているかもしれません。保護者の皆様は、お子さんのそうした「個性」に目を向け、肯定的に受け止めることで、自信を育む手助けができます。
この文集プロジェクトは、不登校になった経験だけでなく、その中で見つけた自分らしい学び方、好きなこと、周囲の人に伝えたい思い、これから挑戦したいことなど、多岐にわたるテーマでの寄稿を募集しています。文章を書くことが難しい場合は、保護者の付き添いや代筆による応募も可能とのことです。
もしお子さんがこのプロジェクトに興味を持たれたら、ぜひ一緒に応募について考えてみてください。自分の思いを表現する経験は、お子さんの自己肯定感を高める貴重な機会となるでしょう。
今日からできる3つのアクション
今回のニュースをきっかけに、お子さんの「自分らしさ」を育むために、保護者の皆様が今日からできることを考えてみましょう。
お子さんの「好き」や「得意」に、改めて目を向けてみましょう。学校の成績や評価とは関係なく、夢中になっていることや、自然と笑顔になる瞬間を大切にしてください。
今回の文集制作プロジェクトや「NIJIN教育万博2026」について、お子さんと一緒に話してみましょう。他の10代が自分の経験を発信していることを知るだけでも、お子さんの気持ちに変化が生まれるかもしれません。
学校以外の学びの場(フリースクール、通信制高校サポート校、地域の習い事など)の情報を調べてみましょう。お子さんの個性や興味に合う場所がきっと見つかるはずです。
CoConから、隣で考える保護者の皆様へ
不登校は、子どもが悪いわけでも、保護者の皆様の育て方が悪いわけでもありません。社会や教育システムが、多様な子どもたちのニーズに追いついていない構造的な課題でもあります。
今回の文集制作プロジェクトのように、当事者の声が社会に届けられることは、不登校への理解を深め、教育の多様性を推進する上で非常に重要です。CoConは、こうした前向きな動きを応援し、不登校の子どもを持つご家庭が孤立しないよう、隣で一緒に考え、情報を提供し続けます。
もし、お子さんのことで一人で抱え込まずに相談したいと感じたら、いつでも頼れる場所があることを覚えておいてください。例えば、こども家庭庁の相談窓口や、よりそいホットライン(0120-279-338)など、専門家が話を聞いてくれる場所があります。
💡 ワンポイント
不登校は、決して終わりではありません。お子さんが自分らしく輝ける場所や学び方は、必ず見つかります。CoConは、その道のりを共に歩む伴走者でありたいと願っています。
よくある質問(FAQ)
Q.不登校の子どもが文集に応募するメリットは何ですか?
Q.不登校の経験を語ることは、子どもにとって負担にならないでしょうか?
Q.文集以外に、子どもの個性を伸ばすための方法はありますか?
Q.NIJIN教育万博2026はどのようなイベントですか?
参考・出典元
本記事は以下の公的機関等の情報を参考に作成しています。制度の詳細・最新情報は必ず一次ソースでご確認ください。

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監修:株式会社CoCon 代表 洲崎祐貴
本記事は一般的な情報提供であり、診断・治療の代替ではありません。心身の不調は専門機関にご相談ください。