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不登校の子どもを持つ保護者の皆様、こんにちは。専門メディアCoConの編集ライターです。
この度、不登校の専門家である小幡和輝氏が実施した「不登校に関する意識調査2026」の結果が発表されました。この調査から見えてきたのは、不登校に対する社会の理解が進む一方で、不登校の子どもの実際の数や、利用できる支援制度がほとんど知られていないという現状です。これは、お子さんの不登校に直面している保護者の方々にとって、重要な意味を持つ情報だとCoConは考えています。
最新調査から見えた不登校の「今」
2026年8月に発表された「不登校に関する意識調査2026」は、全国の10代から60代以上の男女500名を対象に行われました。この調査結果は、不登校に対する社会の認識が大きく変化していることを示しています。
不登校への見方は「甘え」から「誰にでも起こりうる」へ
今回の調査で特に注目すべきは、「不登校」という言葉から思い浮かべるイメージです。
「本人の甘えやわがままだと思う」と答えた人はわずか9.2%にとどまりました。これに対し、最も多かった回答は「誰にでも起こりうる、珍しくないことだと思う」で68.0%を占めています。
この結果は、不登校に対する社会の偏見が薄れ、多くの方が不登校を特別なことではなく、誰もが直面しうる状況として捉え始めていることを示唆しています。この変化は、不登校で悩むお子さんや保護者の方々にとって、少しでも肩の荷が下りるような、心強いニュースではないでしょうか。
かつて不登校は「登校拒否」と呼ばれ、問題行動として扱われていました。しかし、2016年の教育機会確保法の成立や、文部科学省が「不登校は問題行動ではない」と明示した方針転換により、社会全体の意識も変わってきていることが今回の調査で裏付けられました。
知っていますか? 不登校の子どもの「本当の人数」と「支援制度」
不登校への理解が深まる一方で、今回の調査では、不登校の子どもの実態や、利用できる支援制度がほとんど知られていないという大きな課題も浮き彫りになりました。
35万人という現実:あなたの想像よりずっと身近な問題
現在の小中学生の不登校の人数を正しく認識していた人は、わずか9.8%でした。文部科学省の令和6年度調査(2025年10月公表)によれば、小中学校の不登校児童生徒数は353,970人で、過去最多を更新しています。これは、中学校ではおよそ15人に1人が不登校であるという計算になります。しかし、調査では約8割の人が実際よりも少なく見積もっていました。
この数字は、不登校が決して「他人事」ではなく、非常に身近で、多くの家庭が直面しうる問題であることを示しています。CoConは、この現実を正しく知ることが、社会全体で不登校の子どもたちを支える第一歩だと考えています。
意外と知られていない、大切な支援制度
不登校の子どもたちをサポートするための制度についても、認知度は低いことが判明しました。
「自宅学習で、学校の出席扱いになる制度」を知っていた人は26.2%、「学びの多様化学校(旧:不登校特例校)」を知っていた人は25.4%にとどまっています。
特に注目すべきは、現在または過去にお子さんが不登校を経験した保護者の層でも、出席扱い制度の認知が33.3%にとどまった点です。つまり、不登校の当事者家庭であっても、3人に2人はこの大切な制度を知らなかったということになります。
💡 ワンポイント
「自宅学習の出席扱い制度」は、ICT等を活用した自宅での学習が、一定の要件を満たせば在籍校の出席として認められる制度です。また、「学びの多様化学校」は、不登校の子どもたちの実態に配慮した特別な教育課程が組める学校で、国は将来的に300校の設置を目指しています。
学校以外の学びの場への意識変化:前向きな選択肢として
不登校の子どもが学校以外の場所で学ぶことになった場合の受け止めについても調査が行われました。
結果は、「前向きな選択だと思う」が45.2%、「やむを得ない選択だと思う」が40.0%でした。「できれば学校に戻ってほしいと思う」は10.0%、「抵抗がある」は3.0%にとどまっています。
この結果は、フリースクールや自宅学習、オンライン学習など、学校以外の多様な学びの場に対する社会全体の心理的な抵抗が、かなり小さくなっていることを示しています。お子さんが学校に行けない状況でも、「学校に戻ることだけが正解ではない」という考え方が、社会に浸透しつつあると言えるでしょう。
保護者の方へ:CoConが考える「情報の届かなさ」への向き合い方
今回の調査結果は、不登校への理解が進んだことは喜ばしい一方で、必要な情報が保護者の皆様に届いていないという、新たな課題を突きつけています。しかし、情報が届いていないのは、決してあなたが悪いわけではありません。
不登校に関する情報は多岐にわたり、制度も複雑で変化もしています。その中で、お子さんの状況に合った、本当に必要な情報を見つけるのは、とても骨の折れる作業です。CoConは、不登校の家庭をひとりにしないという姿勢のもと、隣で一緒に考え、情報を見つけるお手伝いをしたいと願っています。
⚠️ 注意
お子さんが不登校になった時、「早く情報を集めなければ」「何か手を打たなければ」と焦ってしまう気持ちはよく分かります。しかし、焦りは時に判断を誤らせることもあります。まずは落ち着いて、一つずつ情報を整理していくことが大切です。
今日からできる3つのアクション
情報の「届かなさ」という課題に対し、CoConが提案する今日からできる具体的なアクションをご紹介します。
自治体や学校に相談窓口を確認してみる
まずは、お住まいの地域の教育委員会や、お子さんが在籍する学校に、不登校に関する相談窓口や利用できる支援制度について尋ねてみましょう。スクールカウンセラーや教育支援センター(適応指導教室)など、身近なところから情報を得られる可能性があります。
お子さんの気持ちに寄り添う対話を心がける
不登校の背景には様々な要因があります。お子さんの気持ちを尊重し、プレッシャーを与えずに「学校に行かなくても、あなたの味方だよ」というメッセージを伝えることが大切です。無理に聞き出そうとせず、お子さんが話したい時に耳を傾ける姿勢を示しましょう。
CoConなどの専門メディアや支援団体を活用する
CoConでは、不登校に関する正確で役立つ情報を継続的に発信しています。また、地域のフリースクールやNPO法人など、不登校の子どもたちを支援する団体も多数存在します。積極的に情報収集を行い、活用できるリソースを見つけてみましょう。
CoConが隣で考えます:不登校の家庭をひとりにしない
不登校は、お子さんだけでなく、保護者の皆様にとっても大きな不安と孤独を伴うものです。今回の調査で「情報の届かなさ」が課題として浮上した今、CoConはこれまで以上に、保護者の皆様に寄り添い、正確で希望につながる情報をお届けすることの重要性を強く感じています。
「不登校の家庭をひとりにしない。CoConが、隣で考えます。」
この言葉を胸に、CoConはこれからも、不安を抱える保護者の皆様の力になれるよう、誠実な情報発信を続けてまいります。何か困ったことや知りたいことがあれば、いつでもCoConを頼ってください。私たちは、いつでもあなたの隣にいます。
よくある質問(FAQ)
Q.不登校は「甘え」という認識はまだ強いのでしょうか?
Q.現在の不登校の小中学生の人数はどのくらいですか?
Q.自宅学習が出席扱いになる制度はありますか?
Q.フリースクールや「学びの多様化学校」は、社会にどのくらい知られていますか?
Q.学校以外の学びの場を選ぶことへの世間の見方はどうですか?
参考・出典元
本記事は以下の公的機関等の情報を参考に作成しています。制度の詳細・最新情報は必ず一次ソースでご確認ください。
