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不登校のお子さんを抱える保護者の皆さん、こんにちは。お子さんの「朝起きられない」「体がだるい」といった症状に、起立性調節障害(OD)の可能性を感じたことはありませんか?実は、このODは子どもだけでなく、大人も発症することがあります。今回、一般社団法人 起立性調節障害改善協会が実施した調査で、大人の約8割が「大人もODになる」ことを知らないという実態が明らかになりました。夏の不調を「単なる夏バテ」と見過ごしている保護者の方もいるかもしれません。不登校と向き合う保護者の皆さんの心と体の健康は、子どものサポートにも直結します。保護者の皆さんの心と体の健康は、子どもの不登校と向き合う上で非常に大切です。このニュースが、ご自身の体調を見つめ直し、ご家族の健康を考えるきっかけになれば幸いです。
目次
「子どもの病気」だけじゃない?大人の起立性調節障害(OD)の現状
「起立性調節障害(OD)」という言葉、そして「朝起きられない」などの症状は、近年メディアでも多く取り上げられ、その認知度は高い傾向にあります。今回の調査では、87.5%もの人がODの病名や症状を「聞いたことがある・知っている」と回答しました。これは、社会全体のODへの関心が高まっていることの表れと言えるでしょう。
しかし、その一方で、「どんな人に起こる病気か」というイメージについては、「中高校生の子ども」が31.1%で最多となりました。多くの人がODを「思春期特有の病気」と捉えていることが浮き彫りになったのです。そして、最も注目すべきは、「大人もODになる」という事実を正確に知っていた人はわずか21.0%にとどまり、約8割の人が知らないという衝撃的な結果です。
この調査結果は、ODという病気に対する認知は広がりつつあるものの、その対象が「子どもだけ」という固定観念が根強く存在していることを示しています。もし、大人にもODの可能性があると知っていれば、日々の不調への向き合い方が大きく変わるかもしれません。
「夏バテ」と見過ごされがちな大人の不調、実はODの可能性も
調査では、夏場に不調を感じる大人に、どのような症状があるかについても尋ねています。その結果、上位には「強い倦怠感・疲れやすい(23.6%)」「立ちくらみ・めまい(18.0%)」「頭痛・頭が重い(14.2%)」「朝なかなか起きられない(13.1%)」が並びました。
これらの症状は、まさに起立性調節障害の代表的な症状と非常に似通っています。にもかかわらず、多くの大人はこれらの不調の原因を「夏バテ(19.5%)」「寝不足・睡眠の質の低下(17.1%)」など、夏特有の環境要因や日常の不摂生に帰結させている実態が明らかになりました。ここに「大人のOD」が見過ごされる大きな落とし穴があると考えられます。
💡 ワンポイント
夏は猛暑や室内外の激しい気温差、発汗による脱水などから、自律神経が乱れやすい季節です。自律神経の乱れがODの主な原因であるため、特に夏はODの症状が出やすい時期とも言えます。
保護者の皆さんも、お子さんの不登校で心身ともに疲れている中で、ご自身の体調不良を「歳のせい」「頑張りすぎたせい」と片付けていませんか?ご自身の体のサインを見逃さないことが、健康維持の第一歩です。
保護者の皆さんが知っておきたい「大人のOD」と不登校との関連
不登校の子どもたちの中には、起立性調節障害を併発しているケースが少なくありません。朝起き上がることが辛く、午前中は倦怠感が続くため、学校に行きたくても行けないという状況に陥ってしまうことがあります。
もし、保護者であるあなた自身も「朝起きるのが辛い」「常に体がだるい」「立ちくらみがする」といった症状に悩まされているなら、それはお子さんのODと共通の身体的な要因があるのかもしれません。ご自身の不調がODであると知ることは、お子さんの「学校に行きたくても行けない」という苦しみを、より深く理解するきっかけにもなり得ます。
また、保護者自身の心身の健康は、お子さんの不登校と向き合う上で非常に重要です。例えば、フリースクールや居場所探し、あるいは家庭での学習サポートなど、不登校の子どもを支えるには、保護者自身のエネルギーが必要不可欠です。もし保護者自身が体調不良を抱えていると、お子さんへの適切なサポートが難しくなることもあります。あなたの不調は「頑張り不足」ではなく、身体的な原因があるのかもしれない、という視点を持つことが大切です。
もし「大人のOD」に気づいたら?今日からできる3つのアクション
今回の調査では、「自分の不調がODかもしれないと知ったら、どう行動するか」という問いに対し、84.5%もの人が「詳しく調べる」「医療機関に相談する」「生活習慣を見直す」といった前向きな行動を起こすと回答しました。これは、「気づき」さえあれば、多くの人が改善に向けて動き出せることを示しています。
もし、ご自身の夏の不調がODかもしれないと感じたら、今日から以下の3つのアクションを試してみてはいかがでしょうか。
アクション1:自分の不調を「単なる疲れ」と決めつけない
1「このくらいの不調は仕方ない」「みんなも疲れている」と自己判断せず、ご自身の体のサインに意識を向けてみましょう。特に、朝起きられない、立ちくらみ、強い倦怠感、頭痛などが続く場合は、ODの可能性も視野に入れてみてください。
アクション2:医療機関への相談を検討する
2もし症状が改善しない場合は、一人で抱え込まずに医療機関への相談を検討しましょう。一般内科や心療内科、自律神経専門外来などが考えられます。医師に相談することで、適切な診断とアドバイスが得られます。
⚠️ 注意
ODの診断や治療は専門的な知識が必要です。自己判断やインターネットの情報だけで対処せず、必ず医療専門家にご相談ください。CoConは医療行為の推奨は行いません。
アクション3:生活習慣を見直す
3ODの症状緩和には、生活習慣の改善が重要です。まずは、十分な水分と塩分を摂る、立ち上がる際はゆっくり動く、規則正しい睡眠を心がける、適度な運動を取り入れるなど、できることから始めてみましょう。ストレス軽減のためのリラックスタイムを作ることも大切です。
CoConから、不登校と向き合う保護者の皆さんへ
不登校は、子どもだけの問題ではありません。保護者の皆さんの心身の健康も、お子さんが安心して成長できる環境を築く上で非常に大切な要素です。今回の調査結果が、ご自身の不調を見過ごさず、積極的にケアすることの重要性を改めて認識するきっかけとなることを願っています。
「不登校の家庭をひとりにしない。CoConが、隣で考えます。」というCoConの姿勢のもと、私たちは保護者の皆さんの孤立を防ぎ、共に解決策を考えていく存在でありたいと願っています。お子さんの不登校と向き合う中で、もしご自身が体調不良や精神的な負担を感じた場合は、決して一人で抱え込まないでください。
お子さんの不登校で大変な時期だからこそ、ご自身の心と体を大切にしてください。保護者の皆さんが元気でいることが、お子さんの笑顔にも繋がります。もし、つらい気持ちになったら、いつでも頼れる場所があることを忘れないでくださいね。
必要に応じて、以下のような相談窓口もご活用ください。
- よりそいホットライン:0120-279-338(24時間対応、無料)
- こども家庭庁 相談窓口:https://www.cfa.go.jp/councils/kodomo/sodan/(子どものSOS窓口を案内)
よくある質問(FAQ)
Q.起立性調節障害(OD)は大人も発症するのですか?
Q.夏の倦怠感や立ちくらみは、単なる夏バテとODのどちらでしょうか?
Q.保護者がODの場合、子どもの不登校にどう影響しますか?
Q.大人のODが疑われる場合、何科を受診すればよいですか?
Q.ODと診断された場合、不登校の子どもへの接し方は変わりますか?
参考・出典元
本記事は以下の公的機関等の情報を参考に作成しています。制度の詳細・最新情報は必ず一次ソースでご確認ください。
