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不登校のお子さんを持つ保護者の皆様、日々の暮らしの中で様々な不安や葛藤を抱えていらっしゃることと思います。学校以外の場所で、お子さんが自分らしくいられる「居場所」を見つけられるか、どのようにサポートすればいいかと考えている方も多いのではないでしょうか。そんな中で、お子さんたちの可能性を広げ、「自分らしい居場所」を表現する機会となる素晴らしい取り組みが今年も始まります。
不登校を経験した10代が、自身の思いや気づきを動画で表現する「不登校生動画甲子園 2026」の募集が開始されました。このコンテストは、子どもたちの「声」を社会に届け、不登校に対する理解を深める貴重な機会です。CoConは、この取り組みが保護者の皆様にとって希望となり、お子さんとの新たな対話のきっかけになることを願っています。
不登校生動画甲子園 2026 とは? 概要と目的
「不登校生動画甲子園」は、不登校を経験した10代が、自身の経験や思いを動画という形で自由に表現するコンテストです。2026年で3回目の開催となり、今年もDo it Theater株式会社が運営を担当し、不登校生動画甲子園実行委員会(TikTok Japan、認定NPO法人カタリバ)が主催を務めます。
「わたしが見つけた居場所」をテーマに募集
今年のテーマは「わたしが見つけた居場所」。学校以外の場所で、子どもたちがどこに自分らしい居場所を見つけたのかを動画で表現します。これは、物理的な場所だけでなく、人とのつながり、趣味の活動、音楽や映画といった作品、あるいはオンライン上のコミュニティなど、「自分らしくいられる」と感じるあらゆる存在が対象となります。
応募資格は、これまでに不登校を1日でも経験した13歳以上20歳未満の10代。動画募集期間は2026年7月27日(月)から8月7日(金)までと短期間ですが、授賞式は8月24日(月)にTikTokでの配信が予定されています。
子どもたちの「声」を社会に届ける意義
このコンテストの大きな目的は、不登校を経験した10代の思いや気づきを、同じ経験を持つ仲間や、その周囲の人たち、そして社会全体に届けることです。動画という表現方法は、言葉だけでは伝えきれない繊細な感情や、彼らが日々感じている「居場所」の多様性を、よりリアルに、そして多くの人に伝える力を持っています。
昨年の大会では、数多くの動画作品が投稿され、一人ひとりのリアルな思いが大きな共感を集めました。ファイナリストによるスピーチは、参加者同士が互いの経験を分かち合い、孤立感を和らげる場にもなったそうです。今年は指定楽曲も過去最多の6曲に拡充され、より多様な表現が期待されます。
なぜ今、子どもたちの「居場所」が注目されるのか
近年、不登校の子どもたちの数は増加傾向にあり、文部科学省の調査でもその実態が明らかになっています。学校という場がすべての子どもにとって最適な学びの場とは限らず、多様な子どもたちには多様な選択肢や居場所が必要であるという認識が広まってきています。
💡 ワンポイント
「居場所」とは、物理的な空間だけを指すのではありません。フリースクールのような学びの場はもちろん、趣味のサークル、オンラインゲーム、家族との時間、あるいは特定の音楽や本の世界など、子どもが「自分らしくいられる」「安心できる」と感じるすべてのものが「居場所」になり得ます。
このコンテストのテーマが「わたしが見つけた居場所」であることは、不登校を経験する子どもたちが、学校の外でどれだけ豊かな世界を見つけ、自分なりの支えを得ているかを示す大切な機会です。子どもたちが自ら「居場所」について考え、それを表現する過程は、自己理解を深め、自己肯定感を育む貴重な経験となるでしょう。
保護者として、この取り組みから何を感じ、どう活かすか
お子さんが「不登校」という状況にあるとき、保護者の方は焦りや不安を感じ、「学校に戻ること」だけを考えてしまいがちかもしれません。しかし、この動画甲子園は、お子さんの「今」の気持ちや、学校以外の世界で得ている経験に目を向けるきっかけを与えてくれます。
「うちの子は動画なんて作れないかも…」「周りの子と比べてしまう…」と、つい考えてしまうかもしれません。でも、大切なのは完成度ではなく、子どもが自分を表現しようとする気持ちそのものです。
もしお子さんがこのコンテストに興味を持ったなら、それは「自分の居場所」について考え、表現したいという内なる欲求の表れかもしれません。動画制作を通して、お子さんは自分の感情と向き合い、それを形にする力を育むことができます。また、他の参加者の作品を見ることで、「自分だけじゃない」という共感や、新たな視点を得ることもできるでしょう。
⚠️ 注意
お子さんに動画制作を無理強いすることは避けてください。大切なのは、お子さん自身の「やってみたい」という気持ちです。あくまで選択肢の一つとして情報提供し、もし興味を示したら、その気持ちを尊重し、制作過程をそっと見守る姿勢が大切です。
不登校の子どもたちの「声」が社会を変える力に
TikTok Japanと認定NPO法人カタリバが主催に名を連ねていることは、このコンテストが単なるイベントに留まらない、大きな社会的な意義を持つことを示しています。TikTokというプラットフォームは、若者たちの声が国境を越え、広く世界に届く可能性を秘めています。
また、長年不登校の子どもたちを支援してきたカタリバとの連携は、子どもたちの安全な表現の場を確保し、その声が社会に建設的な影響を与えるようサポートする体制が整っていることを意味します。この取り組みは、不登校に対する社会の偏見をなくし、多様な生き方や学び方が認められる社会への一歩となるでしょう。フリースクールやオルタナティブ教育の選択肢がさらに広がるきっかけにもなり得ます。
CoConから、保護者の皆様へ
不登校は、お子さん自身の問題でも、ましてや保護者の方の育て方の問題でもありません。社会や学校の仕組み、あるいは子どもを取り巻く環境とのミスマッチから生じることがほとんどです。どうかご自身を責めないでください。CoConは、不登校の家庭をひとりにしない、という姿勢で、いつも皆様の隣で考え続けています。
お子さんには、無限の可能性があります。学校に行かない時間の中で、思いがけない才能や興味を見つけることもあります。今回の「不登校生動画甲子園」のように、彼らが自らの手で未来を切り拓くきっかけを見つけることを、心から応援しています。
もしこのニュースをきっかけに、お子さんとの新たな関わり方を探してみたいと思われたら、以下の3つのステップを参考にしてみてください。
お子さんと一緒に「不登校生動画甲子園 2026」の特設サイトを見てみましょう。過去の作品や、今年のテーマについて、お子さんがどんな反応をするか、そっと観察してみてください。
「どんな時に楽しい?」「何をしている時が落ち着く?」など、お子さんの「好き」や「居場所」について、何気ない会話の中で話を聞いてみましょう。コンテストへの応募の有無にかかわらず、お子さんの内面を知る良い機会になります。
もしお子さんが表現に興味を持ったら、動画制作に限らず、絵を描いたり、文章を書いたり、音楽を奏でたりと、無理のない範囲で、お子さんのペースで表現の機会を探してみましょう。それが、お子さんの自己肯定感を育む第一歩になります。
CoConは、これからも不登校の子どもたちと保護者の皆様に寄り添い、役立つ情報や温かいサポートを届けてまいります。ご不明な点やご不安なことがあれば、いつでもご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q.不登校生動画甲子園2026の応募期間はいつですか?
Q.応募資格はありますか?
Q.テーマの「居場所」とは、具体的にどのようなものですか?
Q.子どもが動画制作に興味を示さない場合、どうすれば良いですか?
Q.このコンテストに参加することで、不登校の解決につながりますか?
参考・出典元
本記事は以下の公的機関等の情報を参考に作成しています。制度の詳細・最新情報は必ず一次ソースでご確認ください。
