公益財団法人ベネッセこども基金 事務局長
青木 智宏 さん
代表の洲﨑さんとは、教育合宿で知り合い、その際に不登校児童支援の話を伺いました。
私自身もプライベートで不登校児支援のNPO法人の理事をしており、学校に行かないだけで学びの機会が狭められてしまうことに理不尽さを感じていたため、その事業内容に深く共感しました。
株式会社CoConが展開している事業は、不登校児童に選択肢と質の高い学習機会を提供し、教育の格差を是正するという社会的意義の高いものであり、大変注目しています。不登校児童の数は近年急増しています。積極的に学校に行かない選択をする子どももいますが、多くは何らかの事情があり学校に行けないケースが多いようです。
そのため、子ども一人ひとりのニーズや特性を把握し、元教員が完全個別で学習を支え、必要に応じてメンタルサポートもできる体制は、単なる学習サービスよりも安心で質が高く、先進的な教育モデルだと考えられます。
コロナ禍を経て、社会でもリモートワークが広く浸透しました。1つの企業に勤めるスタイルから、自分のスキルや特性を活かして複数の企業やセクターを跨ぐなど、今後ますます働き方は多様化していくでしょう。
株式会社CoConでは、そのような社会に出て活躍できる子どもたちを育てていると感じます。
社会の変化とともに、学習スタイルや働き方の選択肢を広げ、その人らしく活躍できる環境づくりに取り組む株式会社CoConの成長が今後大変楽しみです。