【最新調査】学校は嫌だけど「行事」には関わりたい。
不登校傾向にある子の“小さな意欲”の正体
【2026年3月発表】認定NPO法人カタリバ:全国3,000人の中高生調査より
「学校に行きたくない」というわが子。その心の内を知りたいけれど、問い詰めると余計に殻にこもってしまう……。そんなもどかしさを抱えていませんか?
最新の調査で見えてきたのは、たとえ教室から足が遠のいていても、心の奥底で「社会と繋がりたい」と願う、子どもたちの真っ直ぐな本音でした。
認定特定非営利活動法人カタリバが、全国の中高生約3,000人を対象に実施した大規模調査。今、全国の学校では「生徒の声を聞き、ルールを見直す」という大きな変化が起きています。実は、私たちが思っている以上に、子どもたちは「自分の意見を伝えたい」と願っているのです。
■ 6〜8割の生徒が抱く「自分の声を届けたい」というニーズ
「うちの子は無気力に見える」と感じることもあるかもしれません。しかし、調査結果では、校則だけでなく授業や部活動、施設設備に至るまで、多くの生徒が「意見を伝える機会が欲しい」と回答しています。

このデータは、子どもたちが決して「学校に対して無関心」なのではなく、むしろ「自分たちの居場所をより良くしたい」というエネルギーを内側に秘めていることを示しています。
■ 不登校の子が「行事」にだけ見せる、意外な意欲
では、不登校や不登校傾向にあるお子さんはどうでしょうか。全体的に意見表明のニーズが低い傾向にある中で、唯一、驚くべき動きを見せた項目がありました。それが「学校行事」です。

出典:認定NPO法人カタリバ 調査レポート(2026年3月21日公開)
不登校傾向にある生徒の「学校行事」への意見表明ニーズだけは、他の項目とは対照的に、全体平均を上回るほどの高い関心を示しています。
日常の「教室」という枠組みからは外れていても、文化祭や体育祭といった「特別な場面」では、「自分も何かを形にしたい」「関わりたい」という意欲が残っているのです。
■ 本音を引き出す鍵は、スキルではなく「安心感」
お子さんがその小さな意欲を言葉にするために、私たち大人は何ができるでしょうか。調査で約7割の子どもたちが求めていたのは、意外にもシンプルな条件でした。

「安心して話せる雰囲気・空間」があること。これが何よりの土台です。
「学校に行きなさい」というアドバイスの前に、まずは「何を言っても大丈夫」という絶対的な安心感を家庭で作ること。その安心感の上で初めて、子どもたちは行事へのこだわりや、自分なりの考えを口にできるようになります。
「学校は嫌いだけど、やりたいことはある」
そんなわが子の矛盾するような、けれどピュアな本音。
その小さなサインを拾い上げ、共に対話することが、
お子さんが自分自身の人生を歩み出す「羅針盤」になります。
焦らず、まずは“行事の話”から、耳を傾けてみませんか。
Unschool. Unlock.
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