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不登校のお子さんを抱える保護者の皆様、いつもお疲れ様です。お子さんの居場所探しや、学校以外の選択肢について、日々心を砕いていらっしゃることと思います。そんな中、全国に新たな子どもの居場所づくりを目指すNPO法人OIKOSが2026年5月14日に発足しました。この団体が運営する大学生がつくる子どもの居場所「ゆーすぽっと」は、親でも先生でもない「ナナメ上の存在」である大学生と、大学という開かれた空間を組み合わせた、これまでにない新しい形のフリースペースです。お子さんが安心して過ごせる居場所、そして新たなつながりを見つけられる可能性として、ぜひこのニュースにご注目ください。

NPO法人OIKOS発足!大学生がつくる居場所「ゆーすぽっと」とは

2026年5月14日、特定非営利活動法人OIKOS(代表理事:古川陽登氏)が設立登記を完了し、活動を本格化させました。OIKOSは、各大学に学生主体の支部を立ち上げ、地域で子どもの新しい居場所「ゆーすぽっと」を運営する団体です。

「ゆーすぽっと」は、家庭でも学校でもない第三の居場所として、年齢の近い大学生が子どもたちに寄り添います。その名前には、YOUTH×SPOT(若い担い手が子どもと距離の近い関わりでつくる場所)と、YOUR×SPOT(誰かに合わせるのではなく、あなたがあなたのままでいられる場所)という二つの意味が込められています。

食事や遊び、勉強、そして「何もしない時間」を通じて、子どもたちが安心して過ごせる日常の場を提供することを目指しています。

不登校の背景にある「つながりと安心の貧困」に挑む

OIKOSが活動の背景として掲げるのは、子ども・若者の「つながりと安心の貧困」という課題です。これは、家庭や学校以外に、子ども・若者自身が「ここにいていい」と感じられる時間や人間関係が、地域の中で不足している状態を指します。

核家族化や共働き家庭の増加、地域のつながりの希薄化により、かつて自然にあった近所の大人や年上の存在との緩やかな接点が失われつつあります。この見えにくい課題は、すでに深刻な数字として表れています。

⚠️ 注意

文部科学省の調査(令和6年度)によると、小・中学校の不登校児童生徒数は約35万人と過去最多を記録しています。また、厚生労働省のデータでは、小中高生の自殺者数も529人と、こちらも過去最多の水準にあります。OIKOSは、これらの根底に「安心して居られる居場所の不足」があると考えています。

お子さんが学校に行きづらさを感じているのは、決してあなたや、お子さんの努力不足ではありません。社会全体の構造的な課題が背景にあることを、CoConはいつもお伝えしています。

💡 ワンポイント

お子さんが抱える「つながり」や「安心感」の不足は、家庭や学校だけで解決しようとせず、地域や社会全体で支える視点が重要です。多様な居場所の選択肢があることで、お子さん自身が「ここにいていい」と感じられる場所を見つけやすくなります。

「ゆーすぽっと」が提供するナナメ上の安心感と大学という資源

OIKOSがこの課題に対し選んだ答えは、「大学生」と「大学」というユニークな資源の活用です。

親でも先生でもない「ナナメ上の存在」

大学生は、親や先生とは異なる、子どもにとっての「ナナメ上の存在」です。年齢が近く、価値観も比較的近いからこそ、子どもは大人に話すほどではない小さなことでも打ち明けやすいというメリットがあります。これは、お子さんの心の負担を軽減し、安心感につながる大切な要素です。

代表理事の古川陽登氏も「年齢の近い大学生だからこそ、その距離の近い関わりをつくれる」と語っています。お子さんが「またね」と言えるような、特別なことではなく日常の中で気軽に立ち寄れて、話せるつながりが提供されることを目指しています。

「大学」という開かれた空間

そして、「大学」も重要な資源です。大学には、広々とした空間、多様な人々、そして知見という「余白」があります。これらを地域にひらくことで、子どもの世界が少し広がる場となり、知的な刺激や多様な価値観に触れる機会にもなり得ます。

全国展開へ!OIKOSの具体的な活動と実績

OIKOSは、本部が各支部の立ち上げと継続を伴走支援する「学生が現場をつくり、本部が仕組みで支える」二層構造で活動を進めています。

これまでの歩みと実績

  • 団体の原点は、代表・古川陽登氏が慶應義塾大学の学生団体で取り組んだ、大学生による炊き出しと子ども食堂の実践にあります。

  • 2024年:荒川区で大学生による子ども食堂を開始。

  • 2025年6月:一号拠点「OIKOS東大」を設立。

  • 2026年1月:「OIKOS科学大」を設立。

  • 2026年5月:特定非営利活動法人OIKOSを設立。

  • 2026年7月:「OIKOS駒澤」を設立。現在3拠点で「ゆーすぽっと」を運営中。

これまでにのべ570人の子ども・若者が来訪しており、すでに多くの実績を積み重ねています。2026年7月現在、さらに他7拠点が準備中とのことです。

今後の展望

OIKOSは法人化を第一歩として、活動の全国展開に向けて歩みを進めます。2026年9月にはクラウドファンディングの実施が予定されており、2026年度中には20拠点の立ち上げを目標に、全国の大学への展開を本格化する計画です。

保護者の方が「ゆーすぽっと」に期待できること

不登校のお子さんを持つ保護者の皆様にとって、「ゆーすぽっと」のような居場所は、お子さんの成長を支える大切な選択肢となり得ます。

お子さんにとってのメリット

  • 学校や家庭とは異なる安心できる第三の居場所が見つかる可能性。

  • 年齢の近い大学生との新しい人間関係を築ける機会。

  • 「何もしない」時間も含め、自分のペースで過ごせる自由な環境。

  • 大学という場所で、多様な価値観や知的な刺激に触れる機会。

  • 「どうせ自分にはできない」という気持ちが、「自分でもできるかも」という前向きな気持ちに変わるきっかけ

保護者の方へ:今日からできる3ステップ

お子さんのためにできることを、焦らず、できることから始めてみませんか?

1

OIKOSの公式サイトを訪れ、「ゆーすぽっと」について詳しく知る

2

お住まいの地域に「ゆーすぽっと」の拠点があるか、または今後開設される予定があるかを確認する。

3

お子さんと一緒に「ゆーすぽっと」のような居場所について話し合い、興味があれば見学や参加を検討する。

CoConが考える、今後の展望と保護者の方へ伝えたいこと

不登校のお子さんを持つ保護者の皆様が、情報収集をする中で様々な不安を感じることもあるかもしれません。しかし、OIKOSのような新しい取り組みは、お子さんの未来に希望の光を灯す可能性を秘めています。

CoConは、お子さんが学校に行きづらさを感じているのは、決してあなたや、お子さんの頑張り不足ではないと常に考えています。社会全体で多様な居場所を増やし、子どもたちが「ありのままでいられる」環境を整えることが大切です。NPO法人OIKOSの「ゆーすぽっと」は、まさにその一翼を担う存在として、今後の全国展開に期待が高まります。

お子さんの状態や状況は一人ひとり異なります。もし、お子さんが心身の不調を訴えている場合や、自傷行為、希死念慮といった深刻なサインが見られる場合は、迷わず専門機関にご相談ください。

💡 相談窓口のご案内

・よりそいホットライン:0120-279-338
・こども家庭庁:相談窓口一覧
・精神科、心療内科などの医療機関

あなたも「ゆーすぽっと」を応援しませんか?

OIKOSの活動は、多くの人々の支援によって支えられています。お子さんの居場所を各地に増やしていくために、個人・企業の皆さまからのご支援を募っています。

マンスリーサポーター「フィロス」

月100円から参加できるマンスリーサポーター制度「フィロス」は、OIKOSの仲間として活動を継続的に支える仕組みです。「フィロス」はギリシャ語で「愛・友愛」を意味し、金額だけでなく、社会をよくする活動に関わることの敷居を低くし、仲間を増やすことを目的としています。

毎月の小さな応援が積み重なることで、学生たちが安心して現場を続けられる力になります。まずは200人を目標に募集中とのこと。もしご興味があれば、OIKOSの公式サイトより詳細をご確認ください。

詳細やお問い合わせは、OIKOSの公式サイト(https://www.npo-oikos.com)よりご確認いただけます。

参考・出典元

本記事は以下の公的機関等の情報を参考に作成しています。制度の詳細・最新情報は必ず一次ソースでご確認ください。

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