【開催レポート】不登校児童35万人、過去最多。いま求められる「家庭でも学校でもない場所」が子どもを主役にする

「支えられる側」から「喜んでもらう側」へ。不登校の子どもたちが自信を取り戻す、新しい社会との関わり方

学校に行けないことで、社会から取り残されているような不安を感じていませんか?
でも、子どもたちの可能性は、教室の中だけで育まれるものではありません。自分の得意なことで誰かを笑顔にする。そんなシンプルな体験が、子どもたちの明日を照らす光になります。

現在、日本の小中学生の不登校児童生徒数は約35万人にのぼります。学校や家庭以外で安心して過ごせる「第三の居場所」は、今や子どもたちが自分を取り戻すために欠かせない場所となっています。

2026年3月27日、不登校の子どもたちの居場所「Tsubame」を運営するNPO法人WooMooと、株式会社UPDATER(みんな電力)の協力により、子どもたちが主役となるイベント「みらいのとびらフェス」が開催されました。

■ 誰かの役に立つ実感が、心を動かす

このフェスで子どもたちは「店員」として参加しました。自分で作った雑貨を販売したり、ワークショップの先生になったり。普段は新しい環境に不安を感じやすい子も、ここでは自分らしく、伸びやかに過ごしていました。

【子どもたちが作り上げた「世界」】

  • ● 自分の作品を届ける: 手作り雑貨やアップサイクル商品を、自分たちの言葉でお客さまへ。
  • ● 遊びの場を作る: 駄菓子釣りや射的など、来場者が楽しめる工夫を自分たちで企画。
  • ● おもてなしを学ぶ: フェアトレードコーヒーを丁寧に淹れ、温かな交流を育む。
  • ● 仲間と協力する: 一人ではなく、仲間と共に準備し、やり遂げる喜びを分かち合う。

「自分にもできることがある」「喜んでもらえて嬉しい」。そんな小さな成功体験の積み重ねが、閉ざしかけていた心を開き、自分を肯定する力へと変わっていきました。

■ 「正解」のない、多様な大人の生き方に触れる

会場には、さまざまなバックグラウンドを持つ大人たちも来場しました。「社長」という肩書きを持つ人や、ユニークな働き方をする人。彼らと直接話すことで、子どもたちは「学校の先にある社会」が、案外広くて自由であることに気づいていきました。

「理想通りの道じゃなくても大丈夫」。そんな大人のリアルな姿に触れることは、将来への不安を抱える子どもたちにとって、何よりの安心材料となったはずです。

■ 地域全体で、子どもたちの「今」を支える

この取り組みは、単なる一日限りのイベントではありません。株式会社UPDATERでは、電力事業を通じて「Tsubame」などの居場所を支援する仕組み作りを続けています。

「縁はつながり続けるもの」というメッセージを込めて、子どもたちに名刺を渡す代表の大石氏。こうした温かな大人の眼差しが全国に広がることで、子どもたちがどこにいても「自分は受け入れられている」と感じられる社会を目指しています。

【CoConからのメッセージ】

不登校であることを「立ち止まっている」と感じるかもしれません。
けれど、こうした場所での経験は、子どもたちにとって大切な「心の栄養」になります。
学校以外の選択肢があること。そして、そこには温かく迎えてくれる社会があること。
私たちCoConは、保護者の皆様の不安に寄り添い、
子どもたちが自分らしく「みらいの扉」を開けるよう、これからも情報を発信し続けます。

【関連情報・リンク】

焦らなくても大丈夫。その子のペースで、その子らしい色で。
「みらいのとびら」は、いつだって開くのを待っています。

Unschool. Unlock.
CoCon

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