目次
- 小学校の子どもをもつ母親の4割弱が子どもの登校渋りを経験、そのうち75%以上が対応に悩んでいる。
- 小学生の子どもの4割弱が、小学校への登校を嫌がる言動を見せることがある
- 母親が小学生の子どもが登校を嫌がる理由になっていると思うことのトップ3は、1位「友人との関係」、2位「学習面」、3位「心身の不調」
- 母親の75%以上が、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた際、少なからず対応に悩んでいる
- 小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、まず「理由を詳しく聞く」という向き合い方をしている母親が最も多い
- 小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、「登校するように説得してなるべく登校させる」という行動をとる母親が最も多い
- 小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、母親が感じる主な不安は「無理に登校させると子どもの心が壊れるかもしれないこと」や「学校に行かない状態が長引くこと」
- 小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時の対応で、必要だと思う情報やサポートのトップ3は、1位「子どもへの具体的な関わり方や声かけのヒント」、2位「学校や先生との連携・相談の仕方に関する情報」、3位「不登校の背景や子どもの心理に関する理解を深める情報」
- まとめ
- ココンの感想
小学校の子どもをもつ母親の4割弱が子どもの登校渋りを経験、そのうち75%以上が対応に悩んでいる。
株式会社ドラゴン教育革命(本社:東京都渋谷区、代表取締役:坂田 聖一郎)は、小学生の子どもをもつ母親を対象に「小学生の登校渋りと保護者の対応に関する調査」を実施しました。この調査から、小学生の子どもをもつ母親が、子どもが登校を嫌がった際にどのように対応しているか等の実態が明らかになりました。
<背景>
毎年、夏休み明けには、多くの子どもが学校に行きたくないと訴える問題が浮上します。特に小学生は、自分の気持ちをうまく言葉で表現することがまだ難しく、長期休暇による生活リズムの乱れといった環境の変化にも敏感です。この時期、保護者は子どもの長期休み明け特有のストレスや不安を理解し、支えることが重要です。一方で、子どもが直面する長期休み明けの学校への行き渋りについて保護者自身もどのように対応すべきか分からず悩むケースも少なくありません。そこで、「ママためコーチング塾」を運営する株式会社ドラゴン教育革命は、小学生の子どもをもつ母親を対象に「小学生の登校渋りと保護者の対応に関する調査」を実施しました。
<調査サマリー>
・小学生の子どもの4割弱が、小学校への登校を嫌がる言動を見せることがある
・母親が小学生の子どもが登校を嫌がる理由になっていると思うことのトップ3は、1位「友人との関係」、2位「学習面」、3位「心身の不調」
・母親の75%以上が、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた際、少なからず対応に悩んでいる
・小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、まず「理由を詳しく聞く」という向き合い方をしている母親が最も多い
・小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、「登校するように説得してなるべく登校させる」という行動をとる母親が最も多い
・小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、母親が感じる主な不安は「無理に登校させると子どもの心が壊れるかもしれないこと」や「学校に行かない状態が長引くこと」
・小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時の対応で、必要だと思う情報やサポートのトップ3は、1位「子どもへの具体的な関わり方や声かけのヒント」、2位「学校や先生との連携・相談の仕方に関する情報」、3位「不登校の背景や子どもの心理に関する理解を深める情報」
<調査概要>
調査期間:2025年8月8日~8月12日
調査方法:インターネット調査
調査対象:小学生の子どもをもつ母親(20代~50代の女性)
調査人数:682名
モニター提供元:RCリサーチデータ
小学生の子どもの4割弱が、小学校への登校を嫌がる言動を見せることがある
まず、「小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せることがあるか」を尋ねる設問の回答では、「いいえ」が62.2%、「はい」が37.8%という結果になりました。この結果から、小学生の子どもの4割弱が、小学校への登校を嫌がる言動を見せることがあることが明らかになりました。
母親が小学生の子どもが登校を嫌がる理由になっていると思うことのトップ3は、1位「友人との関係」、2位「学習面」、3位「心身の不調」
次に、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せることがある、と回答された方を対象に「小学生の子どもが登校を嫌がる理由は何だと思うか」を尋ねる設問の回答では、1位が「友人との関係」で36.8%、2位が「学習面」で34.5%、3位が「心身の不調」で28.3%という結果になりました。この結果から、小学生の子どもが登校を嫌がる理由は「友人との関係」である、と考える母親が最も多いことがわかりました。
母親の75%以上が、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた際、少なからず対応に悩んでいる
また、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せることがある、と回答された方を対象に「小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、対応に悩むことはあるか」を尋ねる設問への回答では、1位が「少し悩む」で45.0%、2位が「とても悩む」で31.0%、3位が「あまり悩まない」で18.6%という結果になりました。1位と2位の回答を合計すると回答率75%を超える形となり、この結果から母親の75%以上が、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた際、少なからず対応に悩んでいることが判明しました。
小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、まず「理由を詳しく聞く」という向き合い方をしている母親が最も多い
続いて、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せることがある、と回答された方を対象に「小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、まずどのように向き合っているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「理由を詳しく聞く」で31.0%、2位が「気持ちに共感する」で27.1%、3位が「少し様子を見る」で24.4%という結果になりました。この結果から、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、まず「理由を詳しく聞く」という向き合い方をしている母親が最も多いことが明らかになりました。

小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、「登校するように説得してなるべく登校させる」という行動をとる母親が最も多い

小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、母親が感じる主な不安は「無理に登校させると子どもの心が壊れるかもしれないこと」や「学校に行かない状態が長引くこと」
次に、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せることがある、と回答された方を対象に「小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、あなたが感じる不安」を尋ねる設問への回答では、1位が「無理に登校させると子どもの心が壊れるかもしれないこと」で41.1%、2位が「学校に行かない状態が長引くこと」で39.9%、3位が「子どもの本音がわからないこと」で36.1%という結果になりました。この結果から、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、母親が感じる主な不安は「無理に登校させると子どもの心が壊れるかもしれないこと」や「学校に行かない状態が長引くこと」であることが明らかになりました。
小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時の対応で、必要だと思う情報やサポートのトップ3は、1位「子どもへの具体的な関わり方や声かけのヒント」、2位「学校や先生との連携・相談の仕方に関する情報」、3位「不登校の背景や子どもの心理に関する理解を深める情報」
調査の最後、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せることがある、と回答された方を対象に「小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時の対応について、どのような情報やサポートが必要だと思うか」を尋ねる設問への回答では、1位が「子どもへの具体的な関わり方や声かけのヒント」で56.6%、2位が「学校や先生との連携・相談の仕方に関する情報」で53.5%、3位が「不登校の背景や子どもの心理に関する理解を深める情報」で40.7%という結果になりました。また、4位以降も回答率25%を超える回答が複数並ぶ形となり、この結果から小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時の対応として母親が必要だと思う情報やサポートは多岐に渡ることが判明しました。
まとめ
今回の調査から、小学生の子どもの4割弱が、小学校への登校を嫌がる言動を見せることがあり、母親が小学生の子どもが登校を嫌がる理由になっていると思うことのトップ3は、1位「友人との関係」、2位「学習面」、3位「心身の不調」であることがわかりました。また、母親の75%以上が、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた際、対応に少なからず悩んでおり、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、まず「理由を詳しく聞く」という向き合い方をしている母親が最も多いことが明らかになりました。尚、小学生の子どもが登校を嫌がる言動を見せた時、「登校するように説得してなるべく登校させる」という行動をとる母親が最も多く、こうした時、母親が感じる主な不安は「無理に登校させると子どもの心が壊れるかもしれないこと」や「学校に行かない状態が長引くこと」であり、このような場面の対応で、母親が必要だと思う情報やサポートのトップ3は、1位「子どもへの具体的な関わり方や声かけのヒント」、2位「学校や先生との連携・相談の仕方に関する情報」、3位「不登校の背景や子どもの心理に関する理解を深める情報」であることが明らかになりました。
株式会社ドラゴン教育革命代表 坂田聖一郎 氏のコメント
子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、多くの親が「どうすればいいのか」と対応に悩むのは、根底にある“不安”が大きな要因です。
実はその不安の多くは、親自身の中で生み出しているもの。子どもの現状や将来を思うあまり、「このままで大丈夫?」と先回りして心配しすぎてしまうのです。
でも、本当に大切なのは「子どもを信じ切ること」。子どもには、自分の力で状況を乗り越える力が備わっています。その力を信じて、どしっと構えている親の姿が、子どもにとって何よりの安心になります。
ドラゴン教育革命では、保護者が不安に振り回されず、子どもに安心して寄り添うための“聞く力”を育てるコーチングを提供しています。子どもの行き渋りという出来事を通して、まずは「親自身が何を感じているのか」に向き合うこと。そして、落ち着いて子どもの声に耳を傾けられる状態を整えることが、子どもの一歩を後押しする力になります。
ココンの感想
小学生の子どもを持つお母さんの約4割が登校しぶりを経験しているという結果を見て、正直「ああ、やっぱり」と感じました。うちの子も「お腹が痛い」「頭が重い」と言い出すことがあって、それが本当なのか、学校に行きたくないサインなのか、判断に迷うことがよくあります。
75%以上のお母さんが対応に悩んでいるというのも、本当にその通りだと思います。子どもの話を聞いてあげたい気持ちと、「学校は行くもの」という社会の価値観との間で揺れ動きますよね。無理に登校させて心を壊してしまうかもしれない不安と、休ませることで不登校が長引くかもしれない不安。この二つの間で板挟みになる感覚は、きっと多くのお母さんが共感するのではないでしょうか。
今回の調査で「子どもへの具体的な関わり方や声かけのヒント」が必要だという声が一番多かったのは、私たち親が最も求めている情報なのだと改めて感じました。頭では「子どもの話を聞いてあげなきゃ」と分かっていても、いざとなると「どう話を聞けばいいの?」「どんな言葉をかければいいの?」と途方に暮れてしまう。具体的な方法論が分かれば、きっと不安も少しは和らぐはずです。
株式会社ドラゴン教育革命の坂田代表のコメントにも深く頷きました。「子どもを信じ切ること」が大切だという言葉に、ハッとさせられました。ついつい先のことを心配して、不安に駆られてしまうけれど、まずは子ども自身の力を信じて、どっしり構えることが何よりも大事なんですね。
今回の調査結果は、私たち親が抱えている悩みが決して特別なものではなく、多くの人が同じように葛藤していることを示してくれました。同時に、私たち親自身がどうあるべきか、どう学び、どう子どもと向き合っていくべきか、そのヒントを与えてくれたように思います。
CoConとしても、今回の調査で明らかになったような、親御さんが本当に必要としている情報やサポートを、これからもしっかりと届けていきたいと改めて感じました。