COCOLABO / 茨城県内の親の会
茨城県日立市。毎月第3土曜日の午前中、日立市社会福祉協議会の一室にひとりの女性がふらっと現れます。「渡部千絵子(わたなべ ちえこ)」さん。2児の母であり、ご自身も不登校のお子さんを育てる保護者です。彼女が主宰する親の会の名前は、「明るい不登校@茨城日立」。全国の親をオンラインでつなぐ「明るい不登校」ネットワークのなかで、日立という土地でリアルに集まれる場所として、2023年11月に静かに始まった小さな会です。設立の想いは「お母さんに明るくなってほしい」「10代の自殺をゼロにしたい」──そのシンプルで、けれども深い願いを、CoConがご紹介します。
🌼 明るい不登校@茨城日立 🌼
お母さんが、ちょっと明るくなれる時間を。
目次
➖明るい不登校@茨城日立ってどんな会?➖
「明るい不登校@茨城日立」は、全国の親をオンラインでつなぐ「明るい不登校」ネットワークの、茨城県日立市におけるリアル支部です。オンラインで顔を合わせる仲間たちと、月に一度、日立の街で”実際に会える”場所──それが、この会の役割です。
中心にいるのは、代表の山本りかさんと、担当の渡部千絵子さん。渡部さんご自身も、不登校のお子さんを育てる保護者。「情報があまりなく、受け取った情報をうまく活用するエネルギーもない状態」だった時期を経験したうえで、この会を運営しています。だからこそ、参加する保護者の”消耗しきった状態”を、深く分かっています。
ー全国ネットワーク「明るい不登校」の日立支部としてー
「明るい不登校」は、オンラインを通じて全国各地で親の会を開いているネットワークです。その中で、日立という土地でリアルに集える場所として、渡部さんが個人の活動として立ち上げたのが、この「明るい不登校@茨城日立」。オンライン ×リアルの両輪で、地域の保護者を支える仕組みです。
「お母さんに明るくなってほしい想いと、10代の自殺をゼロにするため、という『明るい不登校』の想いに賛同し、種まきをするために活動しています」(渡部さん)
“種まき”──これは、この会の性格を、とてもよく表現している言葉です。急いで大きな果実を実らせようとするのではない。ただ、地域に一つ、”親が明るくなれる場所”の種を撒いておく。そんな控えめで、けれど確かな想いから、2023年11月にこの会は始まりました。
~担当・渡部千絵子さんの想い~
この会の温度感を作っているのは、担当の渡部千絵子さんご自身のご経験です。
「2児の母です。私は不登校児の保護者です。情報があまりなく、また、受け取った情報をうまく活用するエネルギーもない状態を過ごしていましたが、明るい不登校や親の会に出会って前を向けるようになりました。私の経験がどこかで悩んでいる方のヒントになればと思っています。よろしくお願いします」
“情報がない”のではなく、”情報を受け取っても活用するエネルギーがない”──。不登校のご家庭を支えてきた方なら、この一言の重みを、深く受け止められるはずです。エネルギーが底をついた状態の保護者にとって、同じ景色を見てきた誰かが隣にいてくれるということが、どれほど回復への一歩になるか。渡部さんの体験そのものが、この会の存在意義を、静かに証明しています。
~開催日時・場所・参加費~
アクセス面のハードルは、うれしいくらいに低く抑えられています。
📅 開催日時
毎月第3土曜日 9:30〜11:30(2時間)
📍 会場
日立市社会福祉協議会 会議室 茨城県日立市幸町1丁目17-1
🚗 アクセス
駅から徒歩圏内/無料駐車場あり。車でも電車でも通いやすい立地です。
💴 参加費
200円(印刷代など)── 金銭的なハードルは、ほぼありません。
👥 対象
保護者の方(不登校のお子さんを育てている方、悩みを抱えている方)
最新の開催情報・お申し込みは、「明るい不登校」公式サイト内の「明るい不登校の会 開催情報」欄に掲載されています。
~この会が大切にしていること~
「会に参加した人が、ちょっとの間でも、気持ちが楽になる、明るくなれればと思って活動しています」(渡部さん)
「解決策を提示する」でも、「アドバイスをする」でもない。ただ“2時間だけ、少し明るくなれる時間”を、参加者に持ち帰ってもらう。気負わず、力まず、続けていく──それがこの会の姿勢です。
会場の外に一歩出れば、また日常が待っています。でも、その日常に戻る時、心の中に少しだけ余白ができていれば。お子さんへの声のかけ方が、ちょっとだけ変わるかもしれない。「あの人も、同じ道を歩いている」と思い出せるだけで、夜の不安が、少しだけ薄まるかもしれない。そんな小さな変化の”種まき”を、月に一度、続けている会です。
~参加を迷っている方へ~
「行ってみたいけど、勇気が出ない」──そんな方に、渡部さんから、優しいメッセージが届いています。
「参加しようと思っても思わなくても、自由です。
親の会を活動している人が日立市にもいると、なんとなく知ってもらえることで十分です。そんな感じです」
“参加しなくてもいい””知ってもらえるだけで十分”──保護者の心の状態への、深い理解が伝わる一言です。「日立に、こういう会があるらしい」と、知っているだけでいい。エネルギーが戻ってきたら、行ってみる。行きたくなければ、行かなくていい。”門はいつも開いています”というスタンスが、じつは何よりのセーフティネットになります。
ーCoConから、ひとことー
CoConが、日々の相談で感じることのひとつに、「地域に、月に一度でもいいから、リアルで会える親の会がある」ことの威力があります。オンラインの繋がりも大切ですが、実際に同じ空間で、コーヒー片手に話せる場所は、まったく別の力を持ちます。 「明るい不登校@茨城日立」は、まさにそういう場所です。参加費200円、毎月第3土曜、駅からも歩ける──ハードルはとても低い。それでいて、担当の渡部さんが「参加してもしなくても自由」と言ってくれる、この上なく優しい”門”が用意されています。 渡部さんの「私の経験がどこかで悩んでいる方のヒントになれば」という言葉には、ご自身が救われた経験を、次の誰かへつなぐ「バトン」としての想いが込められています。CoConも、このバトンを一緒に運ばせていただきたいと思います。県北エリアで、”ちょっと明るくなれる時間”を探している保護者の方、ぜひ第3土曜の朝、日立市社会福祉協議会の会議室を思い出してみてください。
明るい不登校@茨城日立
代表:山本 りか さん/担当:渡部 千絵子(わたなべ ちえこ)さん 設立:2023年11月/茨城県日立市(県北エリア)
公式サイト:https://akaruifutoko.hp.peraichi.com/
Instagram:@akarui_ibaraki
※電話・メールは非公開。お問い合わせは公式サイト経由でお願いします。
※団体情報の詳細ページ:不登校・多様な学びネットワーク茨城