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朝のあの一言が、すべてを変えた
朝の支度をしていたあなたの手が、ふと止まります。
昨日まで何事もなかったはずなのに。
いつもと変わらない朝のはずが、その一言で世界が一変します。
心臓がドキドキして、頭の中がぐるぐると回り始めます。
「どうして? 何かあったの?」
「このまま休ませたら、ずっと行けなくなるんじゃないか」
「私の育て方が間違っていたのだろうか」
もし今、あなたがそんな不安に押しつぶされそうになっているなら、まず知ってほしいことがあります。
あなたは、決して一人じゃない。
35万人が歩む道。「うちの子だけ」じゃない現実

(12年連続増加)
これは、クラスに1人、いえ、学年に数人は必ずいる計算になります。
中学生に至っては、1,000人あたり67.1人。
つまり、1クラス30人なら2人は不登校という状況です。
この数字が意味するのは、不登校は「特別なこと」でも「異常なこと」でもないということ。
むしろ今、多くの子どもたちが、学校という枠組みに違和感を感じ、立ち止まっている時代なのです。
あなたのお子さんが発した「行きたくない」という言葉は、決して「失敗」ではありません。
それは、自分の心と体が発するSOSに、正直に耳を傾けた結果なのです。
親の心を縛る「見えない鎖」
でも、頭ではわかっていても、心が追いつかない。
そんなことはありませんか?
「世間体が気になる」
「祖父母に何て説明しよう」
「ママ友にどう思われるだろう」
「この子の将来が心配で仕方ない」
私たち親世代は、「学校に行くのが当たり前」という価値観の中で育ってきました。
だからこそ、我が子が学校に行かないと聞いた瞬間、まるで自分が否定されたような気持ちになってしまう。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
本当に今のお子さんが安心して過ごせる場所なのでしょうか?
もしかしたら、あなたは「親として当然のこと」をしようとしているのではなく、「世間体」や「社会常識」という見えない鎖に縛られて、無理に子どもを押し戻そうとしていませんか?

Unschool. Unlock. ― 鎖を解き放つとき
私たちCoConは、あなたに、そしてお子さんに提案したいことがあります。
これは「学校を休む」という意味ではありません。
「学校は行くべき」という社会常識の呪縛から、
まずあなた自身が自由になることです。
そして、お子さんの足元を縛る「この場所でなければならない」という見えない鎖を、そっと解いてあげることです。
お子さんが「学校」という画一的な枠組みから一歩外に出たとき、それは「逃避」でも「挫折」でもありません。
それは、次のステージへ進むための、主体的な選択なのです。
そして鎖が解かれた場所には、広大なフィールドが広がっています。
「自分の興味」という最強のエンジンによって動き出します。学校という狭い空間で押し殺されていた好奇心や才能が、
のびのびと解き放たれる瞬間がやってきます。
不登校は、失敗ではありません。
人生という壮大な旅の途中で、一旦立ち止まり、コンパスを合わせ直すための、貴重な「準備期間」なのです。
今日から始める、親にできる3つのこと

1. まず、深呼吸。そして「休んでいいよ」と言ってみる
無理に学校に行かせることは、お子さんの心をさらに追い詰めてしまいます。
まずは「今日は休んでいいよ」と伝えてみてください。
その一言が、お子さんにとって「親が自分の味方でいてくれる」という何よりの安心になります。
2. 理由を問い詰めない。ただ、そばにいる
「どうして行きたくないの?」と問い詰めるのは、ちょっと待ってください。
子ども自身も、理由がはっきりわからないことが多いのです。
むしろ大切なのは、「あなたの気持ちを大切にするよ」というメッセージを伝えること。
ただそばにいて、子どもが話したいと思ったときに、静かに耳を傾けてあげてください。
3. 学校に連絡する。そして、焦らない
学校には「体調不良のため欠席」と伝えれば十分です。
心の不調も立派な体調不良です。
そして、これが大事なのですが、今日・明日で答えを出そうとしないでください。
不登校は、一朝一夕で解決するものではありません。
むしろ、お子さんの成長にとって必要な時間なのだと捉えてみましょう。
「あの時休んでよかった」と語る日が来る
小田急電鉄で運転士として働く別所尭俊さんは、かつて不登校を経験しました。
でも今、彼は言います。
「自分が思っているより、世界は本当に広いんだよ」
不登校から史上最年少で行政書士になった若者も、不登校の子どもたちを対象にした無料塾を開講している大学生たちも、それぞれの道を歩んできました。
彼らに共通するのは、「あの時立ち止まったからこそ、今の自分がある」という言葉です。
お子さんが学校を休むという選択をしたとき、それは終わりではなく、新しい物語の始まりなのです。
あなたは、もう一人じゃない
今この瞬間、全国で35万人以上のお子さんと、そのご家族が、同じような不安と向き合っています。
CoConには、そんなあなたを支えるコミュニティがあります。
オンライン座談会で悩みを語り合ったり、LINEで相談したり、全国のフリースクールや通信制高校の情報を得たり。
一人で抱え込まないでください。
あなたが世間体や社会常識という古い地図を捨て、「子どもの可能性」という新しい羅針盤を信じるとき、お子さんは必ずや、力強く自分の未来を歩み始めます。
変わるべきは、私たち大人の方なのかもしれません。
大丈夫です。
私たちが一緒にサポートします。

