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ココラボ~no.03~|現役高校生×行政書士試験合格・悉知 信さん

悉知さん、この度はココラボの取材をお引き受けくださり、本当にありがとうございます!

 

※ココラボとは:株式会社CoConが携わる皆様へのインタビューを通じて、㏋だけでは表せない「人間らしさ」「リアル」をご紹介するコーナーとなっております。

 

ココラボでの数々のインタビュー(コラボ)を通じて、弊社としても本業界に対する”見識を深めていきたい”、”研究(ラボ)していきたい”といった想いから、「ココラボ」と名付けました。

このような想いから始まった本企画、お引き受けくださった悉知さんをご紹介させていただければと存じます。

 

ー悉知 信さんってどんな人!?ー

「2007年7月生まれの17歳です。趣味は、カラオケと散歩、温泉です!カラオケは、一番得点を高く出せるのは”上を向いて歩こう”で、十八番です(笑)。地元の近くが坂本九の故郷で、この歌は夕方とかになるとよく聞こえてきたりして馴染みがありましたね。」

 

「散歩は、黄昏時の散歩が凄く好きです。歩くとアイデアも出やすくて良いですし、ルーティンにしているといつも会う方とかもいて話すのが楽しいですね(笑)。この前も新聞載っていたね!なんて声かけていただいたり。」

 

「大浴場のような広い空間は好きですねえ。あとは、散歩もそうですけどスマホから離れるようなデジタルデトックスの意味も込めて好きです!リラックスできます。」

 

「「あとは海外ドラマや旅行とか、新しいコト・ヒトと繋がるような、unusualな体験が好きです!」

 

ー”悉知さんの具体的な活動”とは…?ー

 

 

~一言で表すとどんな活動をされていますか?~

 

「いじめと不登校問題の改善を目指した社会活動をしている人です!」

まずは当事者・現場支援をしながら現場の声を拾い、それを経て政策提言という形で政治の場へ届けて、SNS・マスメディアを通じて発信していく、といったこのサイクルを行っております。また、決裁権のあるような、変えられる立場の方々にしっかりと提案・提言していくことを心掛けています。」

 

 

活動の詳細はこちらから

 

 

 

~なぜこの活動を始めようと思ったのですか?~

 

「元々自分がいじめと不登校の経験をした時に、大人に対してSOSをしたけど、声が届かなかった経験があります。こういう自分が感じた辛い思いを未来の子供にしてほしくないと思い、始めました。」

 

「そして自分の事を周りが助けられなかった背景が、法の制度なのではないか?法治国家のこの国で変えるべきは法律なのではないか?と考え、行政書士を取り、請願していく事が自分の想いに繋がると思い、今このような活動をしている。」

 

~活動を続けられる原動力は?~

 

「行動をしていく中で、自身の意見・活動が取り上げられたり、また活動を続ける中で色んな人と出会い、そうした確かな手ごたえと出会いがモチベーションとなり、気付いたらここまで続けられた。あとはやはり応援の声ですね、素直に嬉しいです。」

 

 

~この活動を実際にしてみていかがですか?~

 

「この問題自体、解決することは中々難しい。ただちょっとずつ動かせている実感はあります。また、活動していく中で様々な方々に応援や褒めていただけることは嬉しいです!ただ一方で自分のような高校生がこのような活動をしていかなければいけない状況自体が、そもそもどうなんだろうなという失望も感じます。」

 

「そうした中でも人生100年時代と考えると、まだまだ良い社会変化も起こせるんじゃないかなと。ワクワクや期待も感じます。」

 

 

~今後、取り組みたいことは?~

 

「行政書士の方で子ども問題やいじめ問題を実体験した方で取り組んでいる方はいないんじゃないかなと。そういった誰にもない視点から、自身の考えを提言していきたいなと思っています。また、高校生だからメディアに取り上げていただいているとも凄く感じるので、卒業後も取り上げていただけるように、法律の道で頑張りたいと思っています。」

 

「そして活動していく中で当事者の話を聞くと、想いや気持ちはある。ただ、その思いをしっかり届られる環境があるのかと言われると不十分。」

 

「そういった被害者ネットワークを、茨城県内だけでなく全国的な形で、法人を立てて、しっかりと団体として申し入れをしていきたいと思っています。」

 

「これまで自分がここまで活動できているのは誰かからのgiveがあるからです。今後は自分がどのようにお世話になっている皆様にgiveできるかを模索していきながら、自分だからこそできるgiveをしていきたいです!」

 

 

ー読者へ向けて一言!ー

 

「いじめや不登校の問題は、当事者は正直辛いと思う。人生100年時代の中で、立ち止まることは悪いことじゃない。100という数字で見たら誤差でしかないし、自分の輝ける場所を見つけられるかもしれない。苦しみの数だけ豊かになれる。自分の強みにもなるので、立ち止まることは悪いことじゃないよ!ということを伝えたいなと思います。」

 

ーインタビューを終えてー

悉知さん、改めてこの度は貴重なお時間をありがとうございます。

悉知さんのお話を聞く中で、実体験があるからこその、共感を生み輪がもの凄いスピードで広がっているのだなと感じました。
そしてそうした想いを反映した行動をこの年齢で実践できている事が素直に驚きです。

 

これからも是非CoConアドバイザーとして、お力添えください!悉知さんのこれからの活動を全力で応援します!

引き続きよろしくお願いいたします!!