「あの子、学校には行けなかったけど、今はエンジニアとして活躍してるんだって」 そんな話を聞いたことはありませんか? 実は、不登校の経験を持つ人の中に、高いITスキルを持つ人材が多くいます。その理由は、「ずっとゲームやPCをしていた」あの時間にあるかもしれません。

よくある不登校中の過ごし方

朝から晩までPCでゲーム。MODを作りたくて動画を見ながらプログラミングを独学。 Minecraftの建築にはまり、設計の面白さに気づく。 YouTubeに投稿したくて、動画編集ソフトを自分でマスターする——

傍から見ると「遊んでいるだけ」。でも内側では、深い学びが起きていた。

「好きなこと」を突き詰める時間は、実は最高の教育

心理学者マルコム・グラッドウェルが広めた「1万時間の法則」を知っていますか?ある分野で一流になるには、約1万時間の練習が必要だという考え方です。

1日8時間ゲーム・PC をすると

約3〜4年で「1万時間」に到達

学校に通いながらでは、なかなか積めない深さの集中時間

不登校の期間は、学校という「時間割」から解放されます。誰かに中断させられることなく、好きなことに何時間でも集中できる。この「深い没頭体験」こそが、スキルを急速に伸ばすのです。

ゲーム・PCから育つ、具体的なITスキル

「ゲームをしているだけ」に見えて、実際には多くの能力が鍛えられています。

ゲーム・PC体験から育つスキル

🎮 ゲーム実況・動画投稿

→ 動画編集、サムネイルデザイン、マイク・音響技術、視聴者分析(YouTube Analytics)

🔧 MOD作成・ゲーム改造

→ プログラミング(Python・Lua・Java)、デバッグ力、論理的思考

🏗️ Minecraft・シム系ゲーム

→ 空間設計、建築・土木の基礎概念、プロジェクト管理

💬 オンラインゲームのチーム戦

→ コミュニケーション力、役割分担、リーダーシップ、英語(海外プレイヤーと交流)

🖥️ PC自作・設定

→ ハードウェア知識、ネットワーク設定、トラブルシューティング(ITインフラの基礎)

不登校経験者がIT業界で活躍する理由

IT・テック業界は、学歴や出席日数よりも「何ができるか」が評価される数少ない分野のひとつです。

IT業界が「不登校経験者に向いている」理由

成果物で評価される——ポートフォリオ(作品集)があれば、学歴不問で採用する企業が多い

リモートワークが当たり前——「通勤」や「集団生活」が苦手でも働ける環境が整っている

独学が評価される文化——「どこで学んだか」より「何を作れるか」が問われる

好きが仕事になりやすい——ゲーム・アニメ・音楽などの趣味と直結するジャンルが多い

フリーランスという選択肢——会社に属さず、自分のペースで仕事ができる

不登校経験者の声(例)

「中学のころ、毎日10時間以上ゲームしてました。でも気づいたらゲームのMODを自分で作るようになって、プログラミングを独学で覚えた。今はフリーランスのエンジニアとして月収60万以上。学校に行けなかったあの時間が、今の自分を作ってくれた。」

——20代 フリーランスエンジニア(不登校経験者)

お母さんにできること——「見守る」プラス「一声」

才能の芽を摘まないために、お母さんにできることがあります。

1

「何を作ってるの?」と聞いてみる

批判せず、ただ興味を持つ。子どもが「見せてもいいかも」と思えるだけで、自信につながります。

2

プログラミング教材・環境を整えてあげる

「Scratch」「Unity」「VRChat ワールド作成」など、ゲームと地続きで始められる無料ツールがあります。「やってみたい?」と一言添えるだけで十分。

3

「すごいね」をちゃんと言う

自分でPCの設定を変えた、動画を一本作った——それは大人でもできない人が多い作業です。「あなたにしかできないことだ」と伝えるのが、一番の才能の肥料です。

⚠️ 「ゲームは勉強じゃない」は、もう古い

eスポーツは国際競技になり、ゲームデザイン・プログラミングは大学の専攻になっています。「遊び」と「仕事」の境界は、デジタル世代においては急速に溶けています。今の「ゲームばかり」が、10年後の「あの経験があったから今がある」に変わるかもしれません。

子どもが今夢中になっていることは、無駄じゃありません。好きなことを止められずにいる時間は、誰にも邪魔されない、自分だけの専門学校のようなものです。

「将来、どうするんだろう」という不安は当然です。でも今夜だけは、子どもが画面に向かって集中しているその横顔を、少し違う目で見てあげてください。

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