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不登校の児童・生徒にオススメの学習サービス【自宅学習編】

 

「自宅学習でこつこつ勉強したい」

「なるべくお金をかけずに学習したい」

「でも、自学だけでは学習の質が心配……」

 

そんなお子さんの自宅学習にオススメなのが「通信教育」。通信教育をうまく活用することで、「出席扱い」として自宅での学習を進められる場合があるのです(在籍する学校の校長先生からの認可が必要です)。

 

そこでこの記事では、自宅学習で効率よく学びを深めるための「通信教育」の例をご紹介します。自宅学習のメリット・デメリットもあわせてまとめているので、不登校児童・生徒向けの学習サービスを検討している人はチェックしてみてください。

 

※参考

「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日:文部科学省 (mext.go.jp)

 

 

「自宅学習」で利用する教材の例

不登校児童・生徒にオススメの通信教育教材の一例をご紹介します。

比較検討する際のポイントは3点です。

 

①なにで学ぶか?(タブレット、テキスト、動画)

②学年をさかのぼれるか?先取り学習ができるか?

③先生に質問できるか?

 

この3つの観点から、代表的な通信教育教材を比較していきます。

 

□すらら

①自分のスマホやタブレット、PCで授業動画を見る、問題を解く

②無学年方式(さかのぼり学習・先取り学習に対応)
自分の学力に合わせて学習範囲、量を決められる

③専任コーチのサポートあり

※すららの詳細はここから!→【公式】株式会社すららネット

 

 

□スタディサプリ

①自分のスマホやタブレット、PCで授業動画を見る、問題を解く

②無学年方式。小学生~高校生までどの学年のコンテンツも定額で使いたい放題

③質問、添削指導はなし(追加サービスに申し込めば可能)

※スタディサプリの詳細はここから!→【公式】スタディサプリ中学講座|個別指導・映像授業で点数アップ (studysapuri.jp)

 

 

□進研ゼミ

①紙テキストかタブレットかを選べる、専用教材やデバイスが届く

②申し込んだ学年に合った教材が届く・配信される

・AI国語算数トレーニング:
小学1年生~6年生(国語・算数で必要な基礎力)の先取り学習・さかのぼり学習あり
・小6講座:中学英語の内容が先取りできる
・中学講座のハイブリッドスタイル(タブレット学習):中1〜中3までの学習内容に取り組める

③「赤ペン先生」の添削指導あり

※進研ゼミの詳細はここから!→【公式】進研ゼミ・こどもちゃれんじ|ベネッセの通信教育 (benesse.co.jp)

 

 

□スマイルゼミ

①専用タブレット1台で学習可能

②無学年方式(コアトレ)

在籍している学校を登録すると、授業にあわせた範囲が配信される

“ジブン専用”カリキュラムを自動で作成してくれる

③添削サービスなし

※スマイルゼミの詳細はここから!→タブレットで学ぶ幼児・小学生・中学生・高校生向け通信教育|【公式】スマイルゼミ (smile-zemi.jp)

 

□Z会

①紙テキストかタブレット(専用タブレットまたは自分のiPad)か選べる

②申し込んだ学年に合った教材が届く、配信される

③添削指導あり(小1・2タブレットコースはなし)、質問サポートあり

※Z会の詳細はここから!→Z会の通信教育 – Z会 (zkai.co.jp)

 

 

不登校の子が「自宅学習」を選ぶメリット

 

①学習しやすいスタイルを選べる

お子さんの性格や生活習慣に合わせて、取り組みやすい学習スタイルを選べます。

 

  • 紙テキスト教材
    見返したい、やった記録を残したい、学校に提出したい、といった場合に便利です。デバイスでの学習が苦手なお子さんは、紙テキストも選べるサービスが安心です。
  • タブレット教材
    タブレット1台で完結し、場所を取りません。採点や解説まで、お子さん1人で学習できます。
  • 動画教材
    停止・再生・速度の調整が可能。使うデバイスを問わずに再生できるため、スマホで動画を流して手元で見ることもできます。

 

②学習のペースや難易度も選べる

オンライン教材では「無学年方式」(学年に関わらずさかのぼり学習・先取り学習)を採用しているサービスも多いです。お子さんの得意・苦手に合わせて学習内容を選ぶことができるのは大きなメリットです。

「無学年方式」ではない通信教育サービスでは、カリキュラムに合った学習を進められる上、添削サービスも充実しているものも多いです。

 

無料体験や返金保証のあるサービスも多いので、本契約する前に一度試してみるのもよいでしょう。

 

不登校の子が「自宅学習」を選ぶデメリット

 

〇保護者の負担がある

自宅で、自分のペースで、自分に合った内容を学習します。そのため、お子さんの学年や性格によっては保護者の方のサポートが必要です。

 

  • 学習進度の管理、監督
  • 採点作業
  • 質問への対応

オンライン教材の場合は進捗を「保護者用画面」で確認できたり、メールで配信してくれたりするサービスもあります。

 

通信教育を利用して効率よく自宅学習を進めよう

 

 

不登校の児童・生徒の学習のなかでも、以下のようなお子さんには通信教育を使った「自宅学習」がオススメです。

 

・自分のペースで自学自習したい(できる)人

・自分に合った通信教育サービスを利用して学びたい人

・自宅の方が集中して学べる人

 

今回ご紹介したもの以外にもさまざまな自宅学習ツールがあるので、是非お子さんにあったものを探してみてください。