熊本学習支援センターの「天草下田南校」が8月に開校予定です。不登校やひきこもりの子どもたちに学びの場を提供し、地域の振興も目指します。定員は約50人で、学校周辺に宿泊して通学し、地元の住民とも交流します。日本財団の支援も受けます。
このセンターは熊本私学教育支援事業団によって2015年に創設され、現在は熊本市や人吉市、菊池市などに10校を設置しています。今年4月には市との協定を結び、施設の設置に向けて進んでいます。
廃校となった下田南小での説明会や交流会が行われました。地区の高齢化率が65%となっており、地域の振興にとって子供たちの存在は大きな喜びです。センターの仙波達哉センター長は「高齢化が進む地区と学校の再生に取り組みたい」と話しています。