1. 不登校の現状:数字が示す「変化の兆し」
 
文部科学省の最新の調査(2024年度)により、全国の小中学校で不登校だった児童・生徒の数は約35万4000人となり、過去最多を更新しました。
12年連続の増加という数字は、お子様のことで悩まれている保護者の皆様にとって、非常に重く受け止められることかと思います。
しかし、この数字の中には、少し光が見える変化の兆しも含まれています。
 
- 📈 増加率が大幅に鈍化しました
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- 2023年度の増加率15.9%に対し、2024年度は小・中学校全体で2.2%と大きく低下しました。
 
 
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 - 📉 新たに不登校となった児童・生徒数が減少
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- 新たに不登校になった小中学生は約15万3800人で、9年ぶりに減少しました。
 
 
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 - 📉 高校での不登校者数も減少傾向
- 高校では不登校の生徒が約1000人近く減少し、約6万7700人となりました。
 
 
文部科学省は、この増加率の鈍化や新たな不登校の減少について、「国や各自治体が行ってきた様々な支援の取り組みの成果が出つつある」という見解を示しています。これは、学校や自治体、そして私たちのような支援機関の取り組みが、少しずつではありますが、未来につながる変化を生み出している証拠と言えるでしょう。
 
 
 
2. 懸念される「いじめ」「暴力行為」の増加と早期対応の重要性
一方で、学校現場におけるいじめの認知件数、そして暴力行為の発生件数は、ともに過去最多を更新しています。特に、いじめについては「重大事態」の発生件数も増えており、約3分の1は事前にいじめとして認知されていなかったという事実があります。
 
文科省は、「ネット上のいじめなど見えにくい案件が増えている」とし、早期発見・早期対応が大きな課題であると認識しています。
 
これは、保護者の皆様が「子どもの異変に気づけること」、そして「学校や外部の機関にためらわずに相談できる環境があること」の重要性を改めて示しています。
3. 【CoConからのメッセージ】一人で悩まず、一緒に「次の一歩」を探しましょう
不登校の理由は、集団生活の難しさ、友人関係、そしていじめや暴力行為など、複雑に絡み合っています。
 
お子様が学校に行けないことは、決して保護者の方の責任ではありません。
 
数字の上では不登校が増加していますが、同時に支援の取り組みも進化しており、その成果が少しずつ現れ始めていることも事実です。
 
私たち株式会社CoConは、不登校のお子様一人ひとりの状況と、保護者様の不安に寄り添った最適な学びと居場所のご紹介を行なっています。
- お子様の「安心できる居場所」の確保
 - 学習の遅れの不安を解消するサポート
 - 保護者様向けの定期的なカウンセリングや情報提供
 
「まずは話を聞いてほしい」「うちの子にはどんな選択肢があるのだろう?」
 
どうぞ、お一人で抱え込まずにご相談ください。私たちと一緒に、お子様の「今」を受け止め、「次の一歩」を一緒に探していきましょう。
 
 

 
 




