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我が家の不登校児の幼少期のお話 #2  by ayamo

前回はこちら▼

我が家の不登校児の幼少期のお話 #1  by ayamo

 

今回は、
#2 未就園〜保育園編です!

 

1歳半検診を機に、特に気にしていなかった発達が気になるようになり、そういえばあれも?これも?と、検索魔になっていった私。
(のんきの反動で今度は鬼のように検索していた笑)

 

出てくるワードは
『自閉症』

 

いやいや、まさか。
これとこれは当てはまるけど、これは違うもんね?
検査受けろとまでは言われないし、わたしの気にし過ぎなのかな…

 

そんな気持ちでずっとうっすら不安だった。

 

2歳を過ぎると、
参加していた地区の乳幼児学級でも集団で同じ事をやるのを嫌がったり、友達の家に遊びに行っても家に入りたくないと泣いたり、他のお家の車に乗るのを嫌がって泣いたりが多くなっていった。

 

言葉が遅いだけならともかく、
上記のことが気になったし、そこが育てていても大変さを感じる部分でもあった。

 

担当の保健師さんに相談しても
「お母さんが気になるなら市の発達支援の教室を紹介しますが…」くらいの感じで、
わたしがやっぱり気にしすぎなのかなと思いながらも、入園前の1年間は市の発達支援の教室に週一で通うことになった。

 

当時夫の起業と子育ての悩みがちょうど重なり、つらい時期だった。
夫は大変過ぎて日に日にもやしみたいになっていくし、子どもは可愛いけど育てづらいし、不安だし、私はフルワンオペだし、夫のフォローもしなきゃだし、もう抱えきれなくて。

 

市の発達支援で出会った心理士さんや保育士さんに時には泣きながら沢山話を聞いてもらって、本当に心の支えになっていた。

 

この発達支援教室に通った1年間で、
「保育園なんて行ってるの全く想像もつかない」レベルから、
「気になるところも多いけど、何とかなるかな…?」レベルにまでは思えるようになっていった。

 

そして迎えた入園。

 

死ぬほどマイペースな息子に
保育園に入ったんだから、時間に間に合うように、みんなに迷惑をかけないように、約束は守ろうね。
そういうことを教えたかった私。
3歳になりだんだんと会話もできるようになった分、息子に対して「なんでわかってくれないの!」という気持ちが強く出るようになり…
よく怒鳴ったりヒステリックに怒ったりしてしまっていた。

 

かたや、おそらく特性持ちのたったの3歳児。
まーーーマイペースだし、言っても言っても伝わらない。
集団にはついていけず、園にも行きたくないと泣いて渋ることも多かった。

 

 

 

そんな、たった3歳の小さくて可愛かった息子にみんなと同じを求めてしまったり、ちゃんとさせよう、正しいことを教えようとしていた私。
当時は自分なりに必死で、「この子のマイペースさをどうにか軌道修正しなければ、苦手な部分を少しでも良くしてあげなければ」という気持ちと、自身もちゃんとした母親に見られたい気持ちから「正しくあろう」としていたように思う。

 

息子は息子で集団生活でいろんな経験をして、本人の成長や環境の良さ(担任の先生が神すぎた)もあり、年中・年長時代はわりと落ち着いた感があって。

 

そんな息子に対して、発達障害を疑っていた気持ちもなんとなく薄れつつあった。

 

そうして無事に卒園。

 

ずいぶん頼もしくなった息子の姿に、まさか小学校で不登校になるなど
微塵も!!

これっぽっちも!!!
思っていなかったわたしだったのでした。

 

 

次回 #3は小学校編です。

 

 

 

コラムニスト:ayamo

5歳差ボーイズ子育て中、2児の母。

上の子は2年間の完全不登校から、一歩を踏み出し中。

愛すべき日常や、そんな暮らしの中の不登校を綴ります♡飄々とした人に憧れる暑苦しい人です。

note:https://note.com/ayamo3278