息子は発達の凸凹さゆえ、学校のシステムやルールにハマれなくて。そして、それに気付いてもらえなくて小3で不登校になった。
・一斉指示が通りにくく行動は周りからいつもワンテンポ遅れ、忘れ物や無くし物も多くて運動はとても苦手
・自分の中で無意味だと感じたことをやらなければいけない状況に苦痛を感じる
・困っていてもヘルプが出せなかったり、気持ちの切り替えや感情を言葉にすることが苦手
・間違えることや失敗への不安感が強い
・授業も休み時間も給食も何もかもが時間で区切られていることへの苦痛
・嘘をつかずルールを守る真面目で誠実なところは彼の長所だけど、それができない同級生に対してのモヤモヤが日々募る
・怒られている子を見て自分のことのように嫌な気持ちになる
・同級生から嫌なことをされたり言われたりもあった
これらは不登校になりしばらくして、本人が言えるようになったことでやっとわかってきたこと。
ざっと思い返しただけでもこれだけの苦手感を抱えて、本人もよくわからないながらに3年生までなんとか頑張ってきたんだろう。
学校が嫌な理由をうまく言葉にできなかった当時の息子に対して、母の私ですら
「そんなの大なり小なりみんなも同じこと感じながら頑張ってるんだよ」とわかったような顔して諭してしまっていた。
先生も、
『やるならちゃんとやる』『来たからには頑張りなさい』っていうタイプの真面目な先生で。
よりによって親と先生ダブルで「頑張りなさい」ってやってしまっていたのだ。
私も、子どもにちゃんとさせるのが親の勤めだと思っていたし、学校が辛いのが特性と学校とのミスマッチだとも思わずに
“なんでこの子はこんなに根性がないんだろう、嫌なことからすぐ逃げるんだろう”
って思っていたから…
もう、書くのも嫌なくらい申し訳ない気持ちになる😢
朝なんとか車に乗せて学校についても
車から1時間は降りられなくて。
私の困り果てた泣きそうな顔を見て、私を困らせたくないその一心でいつも車から降りていたように見えた。
家が遠いから息子に持たせてたGPS。
車から降りたあとも、なかなか校舎に入れず池の周りや校庭をウロウロしていたであろう動線をアプリで見るたびに可哀想で不安で泣けた。
それでも帰りはそれなりに元気に帰ってくるし、『お母さんが帰ったら切り替えて頑張ってますよ』っていう先生の言葉を信じて送っていたけど、本当にこれでいいのかわからなかった。。
未就園の下の子を連れて毎日のこの繰り返し、本当にあの頃が一番辛かった。
それなのに今息子にその当時の話をして謝ると、
「でもお母さんが連れてってくれてたから僕も少しは学校に行けてたから」と言う。
学校ではどうしても苦手感ばかりが目立つし通知表ではあまり評価されないタイプだけど、本当に優しい子なんだ🥲
私も正解のわからない中で当時の自分なりに必死で一生懸命やってはいたんだけど、
もっと早く休ませてあげたら良かった
気持ちに寄り添ってあげたら良かった
子どものSOSを甘く見なければ良かった
本当にめちゃくちゃ後悔している。
当時の自分に今言ってあげられるなら、
毎日お疲れさま。わけわかんなくて大変だよね、困ってるよね。そして、学校に行けなくなることが何よりも怖かったよね。それだけは避けたかったよね。でもサクっと休ませてあげて大丈夫。深刻にしないで、でも子どもの言うことだと軽く流さずにちゃんと話聞いてあげてほしいな。言葉の裏にある気持ちに寄り添ってあげてほしい。そして一刻も早くママが相談できる信頼できる人を探そう😭自分の子どものことだからと、1人で頑張らなくていいんだよ!!!!
この言葉が今まさに悩んでいる誰かの、何かのお役に立てたらいいなとも思いながら。
コラムニスト:ayamo
5歳差ボーイズ子育て中、2児の母。
上の子は2年間の完全不登校から、一歩を踏み出し中。
愛すべき日常や、そんな暮らしの中の不登校を綴ります♡飄々とした人に憧れる暑苦しい人です。
note:https://note.com/ayamo3278